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というわけで 後日のお話・・・・・・・は 本日 やってきました、そうそう 底砂の話・・・・・。
底砂を敷いた方がいいのか 敷かない方がいいのか・・・・ 敷かなくてもいいなのか・・・・・・。

これは 先週のお話・・・。 
底砂は 是非 敷いていただきたい。 

ては どれくらいの粒の砂を どれくらいの厚さで敷くのが良いのだろうか?

弊店でお勧めしている砂のサイズは下記の写真でもわかるように、
中目と 細目 サイズで  
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 敷く量は 孵化さ1cm程度。

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深く敷くことはお勧めしない。

例えば 下記のように サンゴ砂を 深く敷いてみる。↓

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その 敷いた砂の 赤枠部分を 拡大してみてみよう。
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この底板に近い部分にも 水はたまっているよね。
いわゆる 砂と砂の隙間の水だ。
この水は もう動かない。 動けない。 
いくら 強力なろ過を付けても、 濾過槽に永遠に行くことがない水の集団が、砂と砂の隙間に 存在している状態である。

この  砂と砂の隙間の水は 酸欠状態となり  硫化水素ガスを砂中にためていく。
時間とともに腐敗が進行し、やがて取り返しのつかない 現象に見舞われることになる。
水槽の全滅 或いは 壊滅状態である。

そのシナリオはこうだ。

砂中にたまった硫化水素が 少々の地震の揺れなどで ぼこぼこ・・・・・と水面に上がってきたり・・・・
地震でなくても・・・・・ 
硫化水素は気体であるがため、  水中の砂の中に留まり続けるには 限界がある。
いずれは 耐え切れなくなり 自然に ぼこぼこ と上がってきて 水槽を 全滅 あるいは 壊滅状態へと一変させる。

と 言うわけで 底砂は 敷くには 敷くけれど そんなに厚くしいてはいけない。というのが くまぱぱの考え方だ。

では パウダーサンゴ砂は どうだろう・・・・。

いわゆる、 砂場の砂くらい細かいサンゴ砂・・・・ で あったり ライブサンド(海から採取してきた バクテリア等がついているパウダーサンゴ砂の事)であったり・・・・・

細かい砂の場合・・・・

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仮に 1cm しか 水槽に 敷かなくても 細かい砂 ・・・ パウダーサンゴ砂はお勧めしない。
パウダーサンゴ砂は 細かすぎるからだ。
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これだけ細かいと、 やはり 水槽の底板付近の 砂と砂の隙間にある水は 動かない 動けない。
隙間が狭すぎて・・・。

そんな細かい砂が・・・ こんなに 深さに 敷いてあったら・・・・・ くまぱぱは 目も当てられない。

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いずれは・・・・・ そう 1~2年後には 運命の日が 来るであろう。

「 くまぱぱさん・・・・・そんな事いうけど、海の中にパウダーサンゴ砂は 普通に 沢山あるけど それは どうなの?」
と よく 質問されるが・・・・・・・

海と 水槽では システムが違う。

海には ご存じ 満潮と干潮があるよね。 
その水位の変動 水深の変化に伴って、 砂の中の水まで動いているのである。
なんたって、 海中の 砂の下に ガラス板や アクリル板はないからね。

だから 底砂が腐る事がないのだ。

 
では  何故 底砂を  厚く敷く 敷き方を 推奨する 本や 推奨するショップが あるのだろうか?
それは、話せば永~~~~い 理由があって・・・・・

その理由とは、 
底砂を 厚く敷いて 砂中をわざと 腐らせ、 嫌気状態にすることで、水槽内に堆積し続ける硝酸塩を下げる効果を狙っているのである。

これは 実際 そうである。
底砂を厚くすると 硝酸塩が上がりにくい。 魚が少なかったりすると うまくすれば 硝酸塩ゼロを持続する事が 底砂を厚くすることで可能になる。

これは サンゴメインで 飼育する水槽には 有効な手法ともいえる。 なぜなら 少々の硫化水素では サンゴは死なないし、 サンゴにとって 有害な硝酸塩が下げられるからだ。
でも お魚は ダメ。 長生きしない場合が多々ある。 

サンゴも同じで  多量の硫化水素は噴出してしまえば 良くない、全滅の可能性あり。

と いうわけで、 底砂を厚くすることで硝酸塩を下げる方法は リスクが高すぎる。
まるで 地雷の埋まった道を 歩き続けるようなものである。

 その硝酸塩は 弊店では どのようにしているのか? と言えば・・・・・・。

弊店では  独自の硝酸塩還元システムを持っているので そんな心配は御無用。 硝酸塩を簡単にゼロにすることが出来る。
そのシステムは こちら・・・

だから、 底砂を厚くする リスクの高い 硝酸塩対策は 御免・・・・・・ と言うわけ。

パウダーサンゴ砂や サンゴ砂を厚く敷いている方・・・・ 事が起きてからでは 遅い・・・・ので言っておきますと・・・・・

年に一回は 底砂を取り出し 砂を入れ替えましょう。 そのメンテを していれば、大丈夫。
硫化水素全滅事件は 起きませんから。

だけど 言うのは簡単 やるのは大変。 とくに 水槽が大きいと 更に とんでもなく大変だよ。

だって 考えてみて 底砂を取り出す という事は 汚れが舞う ・・・・・・から
砂を摂る前に 生サンゴ(ミドリイシ等)や イソギンチャクも  魚も ライブロックも 飾りサンゴも 飼育水も すべて 他のケースに避難して行わなければならない・・・・。
例えば 90cmクラスの水槽 200リットルもの水を どこに 避難しておくの? 
それを 年に1回
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サンゴ砂中目や サンゴ砂 細目の 底砂を 薄く敷いていれば そんな大変な思いは しなくていい。
そうすれば  そんな大変な思いを お魚にもさせなくて済むからね。

くまぱぱでした。