では 色んなものを 比重で比べてみよう。
先日も お話しした サラダ油と ごま油、 比重で調べると サラダ油の方が 重たい。

水槽で良く使われている キスゴムはどうだろう。
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キスゴムは 通常 水槽にいれると 沈む。 という事は 単純明快 水より重たいという事である。
では どれくらい重たいのか?
これまた びっくり? 使われている素材によってまちまち。

本来のゴム ・・・天然ゴムはの比重は0.92 つまり 水より軽い 水に浮くのである。 
しかしながら 水槽使われているキスゴムのほとんどは 水より重たい素材が使われている。

今度は 木材に目を向けてみよう。 通常木は 水に浮く。 だから 水より軽い・・・・・と言うわけだ。
桜の木の比重は0.7
ヒノキ0.41
スギの木 0.38
だけど あった、 水に沈む木、 黒檀(コクタン) だ。黒檀の比重は1.30

原木を見ただけでもわかる この重たさ 
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材質は黒っぽく、 高級家具をはじめ、 ピアノ バイオリンなど 超高楽器の素材として使われている。
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ところで、サンゴの比重って どうなっているのだろう。 サンゴを飼育するときの比重じゃなくて サンゴの骨格の比重だ。 残念ながら 造礁性サンゴの比重データーはなかった。 しかしながら、 宝石サンゴなどに使われる、深場の非造礁性サンゴは 

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他の宝石に並んで 比重が紹介されていた。
 
最も 比重が軽いのが べっ甲 比重1.6
ついで 真珠や 宝石サンゴ 比重2.8 
ダイヤモンドは 比重3.85 
それより 重たいのが ルビーや サファイヤ 比重4.0 

 比重4.0 というのは、 水の四倍重たいという事である。

最後に 鶏の卵の鮮度を調べるのに・・・・・・ これまた 比重が使われている って 知ってた?
皆さんも ご存じ 卵を割って 出てきた 卵黄の色や 形を見れば  おおよその 鮮度が 推測される。

でも 比重をつかえば、 卵を割らなくても 鮮度がわかっちゃう というんだから すごいよね。
そもそも 割ったら 商品にならない。 出荷する前に 鮮度の良いA級品と そうでないB級品を 種分けしなければならない。

そこで 卵の比重判定法というのが ある。
卵の比重は 1.100 から 1.068 ぐらいだそうだ。
それを 鮮度別で 区分すると・・・・・

1.100は 鮮度がよい
1.082は 普通の鮮度
1.068は 鮮度が悪い

と 比重が軽くなるほど 卵の鮮度が落ちる・・・・・。

ちょっと まって?
割らない卵の比重を どうやって測るのだ?
と お思いの方 ・・・・・・・・・昔 実験したでしょ。

 理科の実験で・・・・・・・
水道水をいれたコップに卵を入れる・・・・・ と 
卵は沈む。
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その コップの水に 塩を 少しずつ加えて 食塩水を濃くしていくのだ。 すると ある時点で 卵が コップの底から 浮き始める。
この時点こそ、・・・・・・・浮き始めた事こそ・・・・・・ 卵と 周りの食塩水が 同じ比重になった事を示している。
従って その時の コップの中の食塩水の比重を測ることで、 卵の比重を推測することができる。

だから 卵業者が 先ほどの比重で鮮度区分する方法は実に簡単。

普通の鮮度の時の比重値は 1.082・・・・とわかっているので・・・・

・この濃度の食塩水をいれた 大きな水槽に 複数の卵を入れてみるのだ。
 沈む卵ほど 鮮度が良く・
浮く卵は 鮮度が悪い。
これなら 複数の卵を 同時に調べる事が 出来る というわけだ。
 

比重って 色んなことに 実は 実は 使われているんだよね
くまぱっぱ でした。