3日前の事だ。 朝 サンゴ水槽を 見ていると・・・・・・
わお・・・・・
これは・・・・・・
この 写真↑ を見て お分かりだろうか? ハナガササンゴの産卵シーン。
普段のハナガササンゴは下の写真のように、常に 触手をゆらゆら伸ばしているため、よくわから無いのだが、
朝は 違う。 まだ 触手が伸びきっていないので・・・・・
右手前↑の部分に こぶとりジーさんの コブが出ている。
別の角度からみると・・・・ 思い切り でっぱっている。
そこで くまぱぱは、 帝王切開。 ぶちっ と 子供を 親から 分離・
小さな石に 乗せてあげた。
どこにあるか わかるかな?
ここだ。 ほうら ハナガササンゴの形をしているよね。
もっとも ハナガササンゴの子供だから 同じ形をしていないと困るんだけど・・・・
ほうら 昼ごろになると、 触手が 出てきた。 かわいいハナガササンゴのデビューだ。
これは ↓ 三日後のハナガササンゴベビーの様子 ぐんぐん伸びているのがわかる。
これは、 ハナガササンゴの分裂 厳密に言うと 発芽 という現象で、 子供というより 自分自身の分身である。 自分と全く同じDNAをもつ個体だ。いわゆる 無性生殖というもの。
それに対して ハナガササンゴは 有性生殖も行う。
つまり ハナガササンゴには オスと メスが いる。外見ではまったくわからないが、 満月の夜、産卵時間になるとあちらこちらでサンゴ達の一斉産卵が始まる。
その際、卵を放出する個体が メス、 白い液体 精子をだす個体が オスで、 水中受精を行う。
サンゴ達は さまざまな方法で とにかく 子孫を残そうと 精一杯生きている。
水槽内でそれ(サンゴの産卵)が 観察できるのも これ、また 海水魚飼育の醍醐味 といえるだろう。
赤ちゃんハナガササンゴは 店内のサンゴ水槽にいるから、 ご覧になりたい場合は スタッフに聞いてね。
無断で見ちゃだめだよ。 赤ちゃんが びっくりすると 困るからね。
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