・・ カキの養殖に 今でも マイクロナノバブラーが大活躍している。
 先日 ブログでお話しした・・ように、 マイクロナノバブラーを使って カキの養殖をしたところ、カキの生存率が驚異的に上がっただけでなく、 魔法がかかったのか? 成長速度が 2倍になっていた・・・・・・という 現実をご紹介させていただいた。
先日のブログは こちら 

 ところが、 当時 マイクロナノバブラーを使って、飼育水の溶存酸素量を上げただけなのに、なぜ 成長速度が 2倍になるのか? といった 科学的根拠が 見いだせてはいなかった。

数年前 その疑問点に ようやく メスが入った・・・という内容が NH▲のある番組で放送されていた。 

それを 解き明かすお手伝いに大活躍したのが・・・・ 年々 飛躍的に賢くなっている パソコンである。 
カキの成長要因 と 通常よりも 高濃度の酸素が混じった海水を パソコン上で 組み合わせシュミレーションしてみたところ・・・・・ 

確かに 成長速度は 早まった。 溶存酸素量が多い海水は カキの成長を速める事が、 シュミレーションから 明らかになった ・・・・・・・・が ・・・・・・・・。

カキの成長速度は 2倍にはならなかった。

水温を変えてみたり 溶存酸素量を 増やしたり 減らしたり 色々 してみても、  カキの成長速度は 最大で 1.3倍に とどまった。

と いう事は、 カキの成長速度を 押し上げている要因は 溶存酸素量UPだけではないことが推測される。 

科学者たちは 考えた。
「 そもそも 成長速度が速いという事は 餌を いっぱい食べているからじゃ 無いのか 」
 という 当たり前で かつ 素朴な 意見がだされた。
「 そりゃ そうだ、溶存酸素量が上がると、代謝が良くらるから 餌も食べる 」

「 でも カキの養殖の場合 餌は 特に与えていない。 カキの餌は 海洋を漂う 植物プランクトンである 。 ひょっとして・・・・・・ マイクロナノバブラーを 使うと、 餌である植物プランクトンが 増えるのか?」

実際の水槽で 調べてみたところ、 確かに 飼育水中の植物プランクトンが  増えたいた。
なぜ 増えていたのか? これは ある意味 単純なことであった。

この 事についての お話は 今一度 マイクロナノバブラーそのものに 話を戻す必要がある。
先日のブログでも 紹介したとおり、 マイクロナノバブラーとは
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目に見えない(写真でもわかるように 目に見えている泡も発生している)サイズの 泡を発生させる装置である。  その 泡は もちろん エアーポンプで送られてきているので エアーポンプの周囲の 空気が源になっている。

エアーポンプの周囲の 空気 とは 空気だよね・・・・・純酸素だけでは ないよね、 窒素をはじめ 二酸化炭素も含まれる。
従って マイクロナノバブラーをつけると 水中の溶存酸素量だけでなく、 溶存窒素量も 溶存二酸化炭素量も 増えるのである。

 そのため、カキの餌である 植物プランクトンが増える結果となった。

その 餌が増えた要因と 溶存酸素量が増えた 要因を パソコンで シュミレーションしてみた・・・・・・・・が・・・・・・・ 
カキの成長速度は 確かに上がったものの、 2倍には達せず  最大1.7倍に留まった。

あとの0.3%は なんなのか?

この 0.3% こそが、 マイクロナノバブラーの持つ もう一つの特長から来るものであった。
マイクロナノバブラーには 溶存酸素量を上げるほかに もう一つ 大切な要素 殺菌作用がある。
殺菌のメカニズムは オゾン殺菌(酸化による殺菌)と同じであるが、 殺菌力は オゾン殺菌の 約100倍の力を有するらしい。

そのため、 マイクロナノバブラーは 飼育水の殺菌に対しても 大いに活躍をする。つまり 水をきれいにしてくれる働きをするのだ。

飼育水の雑菌が減ると どうして 成長が早まるのだろうか?

menneki

そもそも 免疫のいうのは 周囲のばい菌から 身を守る機能の事だよね。
国として考えよう、 周囲に 悪い国がいるならば それに対して、対抗処置 すなわち 防衛力を 備えなければならない。
兵隊 や 軍艦 戦闘機 戦車 ミサイル等・・・・・・。
これには、お金がかかる。
 もし 仮に 周囲に 悪い国が居なければ、 防衛力を備える必要がなくなる。
つまり 防衛にかける費用(お金)が いらない という事になる。

生物も 同じで 周囲のばい菌に対して、多大の 防衛予算組みながら 生活している。 免疫力を維持するために 常にエネルギーを使っているのだ。

 しかし 周囲のばい菌が減れば 免疫力を維持する必要がなくなり その余ったエネルギーを 自身の成長に 使う事が出来た・・・・・・・・・のではないか。

早速 シュミレーションを行った。
餌が増えた要因と 溶存酸素量が増えた要因 そして 周囲の雑菌が減った要因 これらを パソコンで シュミレーションしてみた。
ついに 思うような結果が出てきた。 2倍にまでは 達成しなかったが、 ほぼ それに近い数字がはじき出された。

2倍にまでは 達成しなかった要因として 科学者の一人は・・・・
「ひょっとしたら、 まだ 他にも 要因があるのかもしれない。」
とみる 見方がある一方 
「実際の海と シュミレーションの世界とでは 誤差が生じるのが常である。
この 誤差は 想定範囲内であるし、 仮に 他の要因があったとしても 結果を左右するほどのものではない」

と みている人もいる。

と言うわけで、
 我々が 食しているカキは マイクロナノバブラーの恩恵を 大いに受けている。
そして 今 マイクロナノバブラーは 海水魚や 熱帯魚 金魚の飼育に 脚光を浴び始めている。

弊店でも マイクロナノバブラーは大いに活躍中。 なんだか マイクロナノバブラーが 水槽を防衛してくれているようで・・・・・ なんだか 安心 のくまぱぱでした。