インドネシアからサンゴ便があった。その中に・・・・なかなか美しい無脊椎動物のご紹介・・・・。
これは、ヤナギトサカのイエロータイプ。 一言で 無脊椎動物といっても まぁ色んな種類がある。これらを 大きくばさーっと 2分するなら・・・・ 好日性グループ と 陰日性グループに分けることが出来よう。
このトサカは光を好む 好日性 ソフトコーラル。
優雅に伸ばした触手が水槽を華やかに魅せる。
こちらは ↓ 先週入荷した ハードコーラル。 名前を・・・・・・・・・・・・・カビラタバサンゴ という 非常に珍しい種類である。
くまぱぱも 調べたが、 ほとんどの図鑑には 乗っていなかった。
唯一掲載されていた本を見つけ・・・・名前がわかったのである。好日性サンゴではあるが、 餌をのせてあげても 食べた。
こちらは 海藻 フェーザー。 もちろん 好日性。
添加剤 ””光合成UP”” を定期的に入れてあげると
ほうら 見えるかな↓ 葉に一杯付いた 小さな気泡 これは 酸素。
こちらは 見事にさきほこった↓ 好日性ソフトコーラルの キバナトサカ。
触手は非常に細かい。このキバナトサカは 好日性だから 太陽光を利用し 光合成をして養分を作る一方、この触手で プランクトン類も食べ 養分をゲットしている。
だから、水槽内でも 丈夫。食べる分だけ成長も速い というわけだ。
こちらは ヒユサンゴ。↓ 弊店では ポピュラーな種類。 つるっとした 肌で 餌をとるための触手は無い。
つまり 主に 光合成によって 生活している・・・・・とおもったら どっこい。
夜 彼らは 別人の顔になる。 触手を わぁぁと出し をぉおお 恐ろしい。
こちらは 一年ぶりの入荷。 ” ウミバラ ” というお洒落な名前のハードコーラルである。
この方も 昼 と 夜 では 全く顔が変わる。 夜になると 細かな触手がたくさん顔をだし 捕食体制になる。
このサンゴも丈夫で飼育簡単である。
こちらは スポンジのなかま ブルースポンジ。この方は 陰日性タイプ。 つまり光合成はしない。
水中に漂う養分を表面の細かな穴から吸い込み・・・・
大きな穴から吐き出す。 彼らには 胃も 神経もないもっとも 原始的な生き物である。
どれくらい原始的な生き物か というと・・・・・
その話は 細胞レベルにさかのぼる。 生物には アメーバーや ゾウリムシ クロレラのように 単細胞生物 つまり 1つの細胞からできている生き物と 沢山の細胞が集まっている多細胞生物がある。
多細胞生物とは 具体的にどんな生き物か?というと 単細胞生物以外のこと、つまり ワムシや ミジンコといったプランクトンから 一般植物 一般動物 魚類 から 哺乳類の私たちまで すべて 多細胞生物である。
単細胞生物しかいなかった太古の地球に
複数の細胞が集まって はじめて共同生活を行った多細胞生物が出現した。
・・・・・・その方が スポンジ なのである。
このスポンジが この地球に誕生しなかったなら・・・・あなたたちも・・・・・私も・・・・・いない。というわけ。
ありがとう スポンジ様。 今 くまぱぱは 幸せです。