ご存じ フリソデエビ。 腕のハサミの部分が 振り袖見たいな形をしているところから、命名。
なんとも いい名前。 いくつになっても 二十歳 → 振り袖姿。いいね いいね。

07170922_53c7173850784

この フリソデエビ。 かわいい容姿をして、ヒトデ食。 ヒトデを 一口でぱっくり・・・・・・・
とは食べないけど・・・・、 すこしづつ すこしづつ・・・・・・
IMG_8779

ヒトデを 約一か月をかけて チョビチョビ食べる。
今食べているところ・・・↑

撮影にに付 フリソデエビに ちょと どいてもらって、食べ口を覗いてみた。
確かにフリソデエビが去った後・・・・ヒトデの足をのぞきこむと
足が・・・・・避けている、 これが ヒトデの内部である。

IMG_8780

そんなフリソデエビの新しい一面を見た。
ところで 先日 フェイスブックで 紹介しましたが・・・・・・・・・・
このヤギ・・・・・・ トゲナシヤギ。

IMG_8771

このなかに ひっそり 身を隠しているのが あの フリソデエビ・・・・。
なんんだ? 擬態か? 

いや いや どう見ても 擬態でしょう。
なんと こう見ると 模様が そっくり。
IMG_8773

ヒトデを食べるだけが 永遠の二十歳 フリソデエビでなない。 
トゲナシヤギに隠れてこそ、 フリソデエビである。

そもそも、なぜ 擬態しているのか・・・・しかも トゲナシヤギに?
むむむ・・・・答えは複雑で簡単。 どっちやねん。

人類も 今72億人地球上にいる・・・らしい・・・すごいですね。でも 容姿や性格 性質すべてにおいて 同じ人はいない。 おそらく 72億通りの容姿や性格 性質がある。

それと同じように フリソデエビにも おそらく 色んなタイプの 色んな性格のフリソデエビが いるであろう。 また 過去を振り返っても かつて 居たであろう。

例えば・・・・・・

真っ赤なスポンジに身を潜めるタイプ・・・・A
真っ青なスポンジに隠れるタイプ・・・・・B
緑色のサンゴに潜るタイプ・・・・・C
何にも隠れず 堂々と 歩き回るタイプ・・・・・D
トゲナシヤギに潜むタイプ・・・・・E

AからEまでの  どのタイプのフリソデエビが 長い歴史の中で 生き延びる確率を高く維持することができるのか?

答えは誰でもわかる Eタイプのフリソデエビである。
Eタイプが最も外敵から結果的に身を守ることに優れている・・・・・・から そういうタイプが残る・・・・・
だから 今現存しているフリソデエビは 皆そういうタイプの子孫である個体が多い。・・・・という事になる。

クマノミも 確かに同様の事が言える。
水槽に 茶色のイソギンチャクと 白いイソギンチャクがいたら 
大概茶色いイソギンチャクに入る。 白いイソギンチャクしかなければ、しょうがなく 入るであろう。

その理由も同じ



クマノミとは 茶色い色合い・・・・だから 茶色いイソギンチャクを 好む・・そういうタイプが
これまで 生き延びてきている・・・・・と考えられる。 目立たないからね。
下記の写真に3匹のクマノミが隠れているけどわかる?わかったらすごい。
2匹なら 誰でもわかる  よね
IMG_8785

白いイソギンチャクなら 余計に目立ってしまうからね・・・・・

IMG_8783

答えは こちら 
IMG_8785