先日、 底砂掃除のために・・・ 底砂を良く掃除してくれる ミズタマハゼを 水槽に導入した お客様・・・・・・。・゚・(ノД`)
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悲しい事に 短命に終わってしまった。 最期には 餌も食べなくなり 本来は底に居るハゼが 水面に上がってしまい フラフラ状態で あったらしい。

ところで、 あらためて ハゼを分類すると・・・・3つに分けられる。
❶底に居て 底砂を良く掃除する ベントスゴビーと呼ばれる種類
例 ミズタマハゼ アカハチハゼ オトメハゼ等 (文章内のリンクは 現在の在庫先にリンクしています。売り切れ等で在庫がない場合は表示されませんのでご了承ください

❷いつもホバーリング(浮遊している)していて、危険がせまったら、 ひょいっと 穴に入ってしますタイプ。
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例 ハタタテハセ↑ や クロユリハゼ↓ など
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➌ エビの仲間である テッポウエビと呼ばれる共生エビと 共生している 共生ハゼと呼ばれるグループがいる。
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エビとハゼの共同生活。
目の悪いエビは ハゼに巣穴の見張り番をしてもらい・・・・巣穴を掘り続ける
その代り ハゼは エビの掘った巣穴に 毎晩 泊まらせてもらっている。

そう 持ちつ持たれずの楽しい(?かどうかは知らない)生活だ。
例 ハタタテネジリンボウ ギンガハゼなど
このように 色々な種類のハゼがいる中で
❶番の ベントスゴビーだけが うまく長生きさせられない方が 以外に多い。

その理由は・・・・
ずばり・・・・ 底砂が汚いからだ。

え?
底砂をきれいにしてもらうために ベントスゴビーを入れるんでしょ 」

と 疑問に思われるかもしれないが・・・・実は・・・・・ 厳密にいうと ・・・・・違う。

ベントスゴビーは 底砂をきれいにしてもらうために 入れるのではない。
ベントスゴビーは 底砂をきれいに保つために入れるのだ。
さらに 言うなれば
ベントスゴビーは 綺麗な底砂を 綺麗に維持するために入れるのだ。

もう わかったかな?

新規に水槽をセットして まだ そんなに底砂が 汚れてなところへ 入れた ベントスゴビーは すんなり入る。 長生きするものだ。

ところが めっきり 汚れている底砂に ベントスゴビーを入れるのは 危険。
ベントスゴビーは 底砂ごと口に入れて底砂に混じっている餌などをたべる習慣がある。
下記の映像は オトメハゼ

その 底砂が汚れていると、、底砂の、雑菌により 口内や 鰓に炎症が起きてしまう。

一般的に 底砂を巻き上げる 汚れを 巻き上げる事は 良くない・・・・ のは 皆ご存じ。
それを ベントスゴビーが 口の中で 自ら行い 自ら他界してしまうのだ。

では どうすればよいか

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このように ホースポンプを 利用し 底砂の 汚れを 前もって 抜き出しておくのだ。
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それから ベントスゴビーを入れるべきなのだ。 わかる?

ベントスゴビーにかかわらず・・・ 底にいる生物(●マンダリンフィッシュ ●砂に潜るベラ ●砂をほるジョーフィッシュなど )が 長生きしないケースは、底砂が 原因であることが 多い。

最後に、 水槽をきれいにすること? お魚に 頼りすぎないようにね。

くまぱぱでした。