油膜が張らない水槽と 油膜が すぐに張ってしまう水槽と 何がちがうのだろうか?

それは ずばり・・・・・
ろ過から 戻ってくる水の排出口と ・・・・・
水面の位置・・・・・・・関係である。
通常 水面に油膜が張りやすい水槽は 下図のようになっている事が多い。
オーバーフローから くみ上げられる水A
外部フィルターから戻ってくる水B
上部濾過槽から 落ちてくる水C

これら ABCの排出口が すべて 水面下に 水没しているのがわかる。
このような 配管をしてしまうと 油膜が張ってしまう。
油膜が張ってしまえば、先日のブログでお話ししたとおり、調子の悪い水槽になりやすい。

no title

この 油膜は 水面を下げる・・・・・か
又は A B C の 排出口を 水面の上から放たれるよう 何か 工夫をすれは それでよし。

 
cats

では 水面を下げると なぜ 油膜が張らないようになるのか 考えてみよう。

そもそも 油膜が張っていたとしよう。下図でも表示したように
今 水面に青い油膜赤い油膜が張っているとする。

下記のように 水面の上から 水を落下させると・・・・
まず 赤い油膜が 水中に落とし込まれる・・・・
すると その無くなった水面を補うように 周囲の青い油膜部分の水面が 水の落下口に引き寄せられる。 そうすると 水中にあった水が 水面となり 青い油膜があったところにやってくる。 

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その繰り返しで 水中の水が 水面に来ては・・・また 水中に 叩き込まれ また 水面に上がってきては また 水中に引き込まれる。
このように 常に 新しい水面が 入れ代わり立ち代わり 水面に存在するようになる。
だから 油膜が張る暇がないのだ。

油膜を形成することができなかった油分は しばらくは水中を漂い、そのうちに濾過槽へ送り込まれ、ろ過されていく。

ところが 下図のような 配管をしていると・・・・・・

餌などに含まれる油分は軽いから 水面に上がってくる、
かつ 水中に 落とされる事無く 水面に広がって行く。

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水面下の水は ぐるぐる対流をしてはいるが・・・・・

水面が油膜でカバーされているため、空気中から 酸素は入らず・・・・・・・
調子の悪い水槽が出来てしまうのである。

エーハイム等の外部フィルターをご使用の方、よく シャワーパイプを使用されているかたが多い。
シャワーパイプを水面の上にあげると・・・・・・
まず 音がうるさい
水が跳ねる・・・ 海水なら 塩が飛びちる・・・・という
理由から シャワーパイプを水中に沈めたがる方が多い。
くまぱぱも その理由には納得。
しかし・・・
シャワーパイプを沈めてはならぬ・・・
じゃ どうする?
シャワーパイプを抜きましょう。
そのまま、チューブホースを 水面の上にセットし、水面の上から水を落としましょう。
それで 解決。
そうすれば 音も 水が跳ねることも 油膜が張る事も すべて一件落着。

じゃ 頑張ってね。