オーバーフロー水槽の場合
このような配管・・・・ つまり 濾過槽からくみあがってくる水が、水面下で放たれているような配管では 水面に油膜が張ってしまう事が多い。

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しかし、 オーバーフロー水槽には 通常 このような対策がされている・・・・・はずだ。
そう、 油膜取の溝。(下の写真)
矢印の部分がそうだ。

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水面に浮きがちな 油膜を・・水面から 濾過槽に落下させるための溝である。
溝は 水面付近にあるはずだ。
ほうら 弊店のオリジナル水槽 かんたん槽でも 油膜取はついている。

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でも オーバーフローなのに 油膜取が ついていない水槽も販売されているだよ。これは 手抜きだ。
はたまた 油膜取がついているものの、油膜取の位置が 水面と ずれてしまっている・・・商品もある。
これ 「設計ミスでしょ?」と 言いたくなる水槽も普通に販売されているから困ってしまう。

先日のブログで、油膜を張らないようにするには、水面を下げるといいよ・・・・
だけど、 オーバーフロー水槽は そう簡単に 水位を変更できないから難しい・・・・・

という内容を書いた。

今日は オーバーフロー水槽の簡単な油膜の取り方をご紹介しよう。
一般的に
油膜を取る方法(油膜が張らない方法)は 
 ろ過槽からの 戻り水を 水面の上から出すこと。それを実現するために 前回もお話ししたように 水面を下げる方法が もっとも簡単である。

と書いた。 水面が下げられるならば・・・・

しかし 水面が下げられないオーバーフロー水槽の場合 どうすりゃいいのか?

こういうものを 用意する。口径は 現在の 掃出しの配管と同型のものだ。

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それを 現在の はき出しに取り付けるのだ。

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これで OK. 掃出し位置が高すぎる場合は 配管を回転させれば水面近くに持ってくることもできる。

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もう一つの方法は・・・・
くまぱぱの 得意技の一つ。
配管を ガスコンロで あぶる。そうだ 配管の丸焼きだ。 美味しいよ。

まさか 
でも 焦がしちゃだめだよ。 回しながら ゆっくり 温める。

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すると くまぱぱの指でも くにゃ~~~~と 曲がる。
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このくらいの角度が出せたら 水道水で 即 冷やして 角度を固定しよう。
角度がイマイチ だったら  もう一度 あぶり直せばいい。
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何回あぶってもいいぞ どうぞ お気が済むまで、
出来たら それを 今現行の配管と差し替えるのだ。
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すると こんな感じ。
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これも 配管を回転させることによって 落下位置を調整する事も可能だ。
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このような 配管にすれば、油膜取機能なんぞ 水槽になくても・・・・
油膜が張る事はない。

ほら 考えてみよう、 上部ろ過槽のシステムの場合 どこに 油膜取があるのだろうか?
上部ろ過槽のシステムの場合 あふれた水が濾過槽に行くわけではない。

揚水ポンプで 水面の下から水をくみ上げるわけだから、水を吸い込む際に 油膜を取るスべは 最初からない。
だから 上部ろ過槽のシステムの場合 油膜取は 通常 着いていない。

唯一あるのが 濾過槽から 落下する水(以前もお話しした)で 油膜を取る方法である。

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この事からも おわかりのように、油膜取システムが 水槽に付いている 付いていない という事よりも
油膜が張らない方法を しっかりマスターすることで すべての水槽において 話が解決する のである。
というわけで、この ブログを読んだ諸君  永遠に 油膜と おさらばじゃ。