「30度飼育? 海水魚で そんな高温で飼育しているの?」てなことを 良く言われる。
弊店では サンゴは 28度 海水魚は29-30度ぐらいで 飼育している。
この温度は、なにも
 いや な~~んにも 高温飼育ではない。    全くもって 普通の温度である。

では なぜ 「そんな高温で飼育しているの?」などという 言葉が出てしまうのだろうか?

それは もちろん、他店で低温飼育している・・・・という事実もあるが・・・・・
今日は 言葉の観点から  お話ししてみよう。

これは 言葉の認識の違いから生じている 誤解 なのである。

 
例えば 下記のようなお話・・・ 

「 熱帯魚は飼育しているけれど 海水魚は まだ やっていない」
てな 会話も 普段 普通に交わされている言葉として 良く耳にする。

この会話は 人によっては 誤解してしまう 単語が 含まれているのだ。

その 単語とは・・・
「海水魚」 「熱帯魚」 という 言葉である。
この言葉は 本来 その漢字の持つ意味と 実際 会話として 使われている意味に 大きなずれ・・・・が 生じているのにお気づきだろうか?
それを 理解せぬまま  会話しているからこそ、誤解が生じている。

「海水魚」 「熱帯魚」という単語・・・・・
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では 海水魚から 解いてみよう。
海水魚とは そもそも 海にいる魚・・・・・ という意味が 文字からうかがえるが・・・実際に使われている用語としては、観賞魚ショップで売られている 観賞魚用海水魚を 指すことが 多く、
サンマ や イワシ アジ サバ と言ったものは あまり 指さない。
 魚屋さんでイワシを 買ってきた 奥さまが・・・
「今日 海水魚買ってきたわよ 夕飯は 海水魚よ・・」 とは 言わないよね。

「そりゃぁ 魚屋さんで売っている魚は 生きていないから?????ね
海水魚は 生きている状態で販売されている違いだよ。」

という 意見もあるが・・・・・

もし 食べる魚が 生きている場合 例えば アジが水槽に入っている場合 ・・・ それでも それは 海水魚とは 言わず 一般的には 活魚 と呼んでいる。

生きている 死んでいる にかかわらず 食べる海水魚は 活魚 
鑑賞する海水魚は 海水魚
と 呼んでいる傾向があるようだ。

本来は 海水魚とは 海に生息する魚の事だ。
しかし 一般的に 「海水魚」の意味とは・・・・・・
正確に言えば・・・
「観賞魚用 熱帯性海水魚」の事を 言っている。
フィリピン や インドネシア スリランカ モルジブ カリブ海など 海水魚の中でも 熱帯地方に生息している とても カラフルで 美しい魚の事を  略して 海水魚と 言っているのである。

つまり 一般的に言われている 「海水魚」の 裏には 熱帯性・・・・というキーワードが略されている事になる。

「熱帯魚」もそうだ。 

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「熱帯魚」を 文字から読み取ると 「熱帯地方に生息する魚」
 という意味である。
本来 熱帯地方に生息する すべての魚が対象になるはずだが・・・・・・
一般的には 「熱帯魚」とは 熱帯地方に生息する淡水魚を 意味していて・・・・
熱帯地方に生息している 海水魚は含まれない。

おかしいじゃないか 日本語が。
漢字の意味するものと 実際の使われ方に おおきな ずれが あるのである。

そこで 
「30度飼育? 海水魚で そんな高温で飼育しているの?」 という冒頭の問に答えよう。

弊店で販売している 海水魚は 熱帯地方から 輸入した物である。
つまり ある意味 熱帯魚だ。

だから 現地の水温に合わせて飼育・・・・販売しているのである。

以上