これは、さまざまな 意見があるだろうが、 くまぱぱは こう考える。
粒は 小さいほうがよい。そして プラスα―として 大粒もちょっとあげる。

そもそも これは どちらの立場で 考えるか?で 真逆の答えになってしまう。
どちら・・・・というのは・・・・
お魚の立場に立つのか? 
飼育者 飼う側の立場にたつのか?
ということである。

小さいお魚には 丁度良い 小粒の餌も・・・・大きい魚にとっては 食べても 食べても 小さすぎて 足りないのでは?
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 我々で言うと  ゴマ一粒にも満たない こんな小さな餌を 食べても 食べても 食べた実感がない。
お腹一杯にならない 感じだよね。お魚にとっては・・・・

しかし我々は お魚を 飼育する立場である事を 忘れてはいけない。

その お魚とは・・・・水槽に いるすべてのお魚たちの事である。
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すべて・・・・ここが キーポイント。
すべてのお魚というと 小さいお魚から 大きいお魚まですべてである。
大粒の餌なら 大きいお魚しか食べる事が出来ないが・・・・ 小粒の餌なら   小さいお魚のほうが 優先して食べてもらう事が出来る。こうする事によって 落ちこぼれなく すべてお魚が育っていく。

通常 ぱらーっと 水面に 給餌すると 
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どうしても 大きい魚や 水面に来ることが慣れているお魚が が優先し・・・小さいお魚や 水面が怖いお魚は 水槽の底で 、
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残り餌が出るのを 指をくわえて 待っている状況になる場合がおおい。

そうなれば 大きいお魚や慣れているお魚と 小さいお魚や慣れていないお魚の体格差が どんどん広まり 強いお魚が 幅
をきかせてきて 弱者を いじめ始めるのは 必至である。

我々は 飼育者として、弱者(小さいお魚や 慣れていないお魚)を中心に 事を考え  育てていく必要がある と 思う。

そこで 小粒中心の餌を与えよう ・・・・ となるのである。

その上で 大きい魚が 痩せてくるのであれば  これは これでまた 困る。 そこで 大粒の餌も ちょっと 与えよう・・・・
という事になるのである。

給餌は お魚に取っても 我々飼育者にとても 最も 楽しいひと時である。
その給餌が 特定のお魚にとっては  苦痛の時間になっては いけない。

すべての お魚のために・・・給餌が 良き時間となりますように。