これは とある 弊店の 繁殖水槽・・・・・。 あ~云っちゃった。

水槽を 斜め下から 水面に向けて撮影しているアングルだ。

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水槽壁面に付いている 石灰藻が 水面下に 美しく映っている。

一方 これも ↓ とある 弊店の繁殖水槽 水面には 何も写っておらず なんだか白っぽい。

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そこで くまぱぱの 美しい指を1本 水面から水中に 降ろしてみた。
すると どうだろう・・・・・・
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指を 沈めた周囲から 白いもやが 切れていくような感じになった。
「水面に何かある?」

これが あの有名な 「油膜」である。 
油膜が張っている水槽は 非常に良くない。

油膜とは そのまま 油の膜である。どこから 油が やってくるのか・・・・・・。
言うまでも無く 油分は お魚の餌に 含まれている。なぜなら お魚が 栄養として必要だからだ。

ただ 膜となって 水面に漂うような状況は 避けるべきだ。見た目が 汚いだけでなく飼育水が 酸欠になってしまうのだ。

以前も 何度となく お話ししたように 酸素は 水面から 気圧の影響で 水中に刺さり お魚が利用できる酸素となる。
エアレーションの泡は 水中に溶ける間もなく 即 水面に上がっていくので エアレーションでは 事実上 酸素補給には なっていないのだ。

水面が 大事なのである。 そこに 油膜など が 張っていれば~~~~~~
 最悪・。゜゜(´□`。)°゜。

では 張った油膜を どのように取リ除けばいいのか?

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ではなくて  どのようにすれば 油膜が張らないような水槽にセットアップ出来るか という事、
ここが大事である 。 

答えは ここ ↓ ろ過槽から 戻ってくる水の吐き出し方法に気を配れば OK.
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ろ過槽から戻ってきた水は 必ず 水面より上に吐き出す。(下の写真参考)
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決して 吐き出し口を 下の写真のように 水中に沈めてはいけない。
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沈めると・・・・・ 一気に 油膜が張ってしまうぞ。 なぜ 油膜が張ってしまうのか もっと詳しく知りたい方は 過去のブログをどうぞ。

と 言うわけで 油膜 チェック (水面下かから見て 指を入れてみる)してみては いかがかな?
くまぱぱでした。