先日 海水魚歴 40年の ある ベテランのお客様から こんなお話があった。
「最近サンゴの調子が悪いんだけど何だろう」
「 最近って どれくらいですか?」

「ここ半年ぐらいかな」
「 調子って どのサンゴも 調子悪いんですか」
「 いや・・・ 調子のいいのはいいんだけど 調子の悪いのは ことごとく 白化していくんだよね」

「なるほど で 半年って 自覚があるのでしたら 半年前に 何か あったでしょう 変化が・・・」
「 変化って」

「例えば 照明を変えたとか 人工海水を変えたとか 水槽をリセットしたとか 濾過槽の大掃除をしたとか・・・」
「 いや 特に何も変わってないし 何もやってないよ」
「 でも 半年前まで 調子が良かったのでしょう なにか あるでしょう 半年前に・・」

「 半年前???? あるとしたら ちょっと水槽を移動したんだ2mほど・・・・・」
ここで くまぱぱは 2m移動に 違和感を感じた・・・水槽は1200 1200の水槽を お部屋の中でわずか 2メートル移動するって 目的は何だろう。
例えば 二階から一階へ水槽を移動した・・・・とか
隣の部屋に水槽を移動した・・・・ なら わかるんだけど・・・・
同じ部屋の中で 2mメートルの水槽移動って なんで2メートルなんだろう
「 お客さん 2メートルって何ですか? 2メートルって ちょっとの移動ですよね・・・ 2メートル移動する意味って何ですか?」

「ああ それはね 二階に水槽があるんだけど・・・ 二階は天窓があって、夕方になると夕日が差し込むんだよ。 2メートルずらすと その光が 水槽に入るんだよ 直射日光なら サンゴにもいいだろうっと思ってね・・・ え 何 それがいけないの」

「ですよ お客さん 直射日光が 原因ですよ。確かに 大自然の環境は すべて直射日光です。但し 必ず 水面を通った 太陽光線ですよね 」

色々イラスト

「夕日ですと 水面を通らない 光(上記の赤い線)が入るでしょ それが・・・」
「だからだ・・確かに ・ さっき 調子のいいサンゴは元気だって 言ったでしょ・・・それは 左側のサンゴたちだ。 そうそう 右側に置いたサンゴが 調子が悪いんだ そうか 」

なんですね・・・・
水面を通る光線は 水面の揺らめきで あちらこちらに 光線の方向が変わる つまり 乱反射するでしょ。これが サンゴにはいいのかもしれない。

大自然の中で 水面を通過しない 光は ありえない  ことだもんね・・・

くまぱぱでした。