3~4年前に書いたブログ・・・・・
このことに関わっているのではないか?と思われる事例が先日あった。

「先週 お宅(日海センター)から 買った海藻を入れたら・・・・なんと・・・・

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翌朝・・・・お魚が全滅したんだけど・・・・ 
海藻って そんなに怖い物なの・・・・いやぁ・・・こんなこと って 良くあるの?」

「全滅? 海藻を入れた翌朝・・・・に・・・・いやぁ 聞いたことがありませんね。
ひょっとして・・・・水槽に底砂は敷いていますか」

「 中目クラスの サンゴ砂を敷いてますよ・・・」
「どれくらい 敷いてますか」
「どれくらいって・・・・厚さでいうと・・・・・・・・7~8cmぐらいかな・・・」

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「それですね・・・・底砂が厚い事が原因だと思われます。 」
「底砂 厚い事?」

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結論はこういうことです。
底砂が厚いと・・・・・
砂と砂の隙間にある飼育水が入れ替わりにくくなる・・・・特に 底板付近の飼育水は ほとんど動いていないに等しい。

この状態が続くと、底砂が酸欠になり 底砂に硫化水素が発生したまった状態になる。

その底砂が 何かのタイミングで 何かを引き金に 底砂にとどまっておく事が出来ず 底砂から沸噴出し その水槽内の生物に被害をもたらす。

底砂が厚い方のリスク  数年に一度見舞われる リスクともいえよう。
 弊店では そのようなリスクは 背負いたくない。
ということもあって 底砂を厚く敷くことは お勧めしない。

では 海藻を入れたことと 底砂が厚い事とは 何の関係があるのだろうか?

ご存じのように 

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海藻は元気であればあるほど・・・・下記の写真のように・・・

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無数の酸素を 光合成によってもたらす。そうだ むしろ 酸欠を解消しているのが 海藻だ・・・
昼間はね・・・・・

しかし 夜間は 逆である。
夜間の海藻は 酸素を吸収し 二酸化炭素を放出する。
その結果・・・・
夜中に 厚い底砂の中が 強烈な酸欠に状態になったと思われる・・・・

そこで これまでため込んできた硫化水素と 新たに発生した硫化水素が合わさり・・・
こんな結果になったと推測できる。

似たような事件が 過去にもあった。
あるお客さんが 水槽の 上部濾過槽の大掃除をした。
すると 掃除した翌朝 生体が全滅していたのだ。

生体が全滅といっても くまぱぱも そんな光景を 聞くのが初めてのような死に方だ。

生体が全滅しているだけではない。
底砂にいたと思われる ゴカイや わけのわからない生物が 砂から這い出てきて 皆 魚と同様 死んでいたのだ。

なんだ・・・・・・これは・・・・・原爆でも落ちたのか? という光景であった。

濾過槽の掃除を失敗し、生体が多少犠牲になっても 砂の中のゴカイが死ぬことは ありえない。
しかも 一晩で・・・・

聞いてみたところ・・・・・
その水槽はパウダーサンゴ砂が10cmぐらい敷いてあった。
その状態はもう2年目。
一度も 底砂を掃除したことが無いという。

上部濾過槽を掃除したことによって・・・・バクテリアが活性化した・・・
活性化したバクテリアは 酸素をよく消費する・・・・

底砂が酸欠になる・・・・

だから 厚い底砂は 怖いですよ・・・・・・・
と くまぱぱは 言っておく。

底砂が厚いとこうなる というブログを2016年11月01日に書いていた。
もう一度見たい方は こちらへ・・・