飼育水の硝酸塩は 大丈夫?
硝酸塩は これ(下記の写真)で だれでも 簡単にチェックすることができる。 
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硝酸塩がゼロだと 左の黄色へ 硝酸塩値があればあるほど 赤く染まっていく

ミドリイシの飼育は 硝酸塩がゼロが必須条件

ソフトコーラル飼育なら もちろん  硝酸塩がゼロが望ましいが 上写真 真ん中の黄土色くらいまでなら なんとか飼育可能だ。

魚は・・・・というと・・・ 硝酸塩値を気にせず 飼育できる。 仮に上写真 最も右 赤黒い色まで 硝酸塩値が上がっても 魚は 餌も食べるし 死にはしない。

しかし 中には デリケートな魚もいて、  硝酸塩値が高いと・・・ 退色したり・・・ 部分的に色がはげたり・・・・する個体もでてくる。

下記の写真は 正常な アデヤッコ(ブルーフェイス)の顔

ブルーフェイス

それが 下記の写真のように、全体の色もくすみ・顔から青みが消えた。 これじゃぁ ブルーフェイスとは 呼べない。・・ 明らかに退色している。

IMG_7764-2
そういうわけで 硝酸塩値をさげるに越したことは無い。
実際 天然海水は 硝酸塩値ゼロ・・・。

弊店オリジナルの硝酸塩還元塔を 取り付ければ・・・・水交換しなくても・・・
硝酸塩は ゼロ 又は 限りなくゼロに近い数値を 数か月から 1年キープする。

硝酸塩還元シリーズはこちら




ところで・・・


➡ 硝酸塩が下がると 

■サンゴや イソギンチャクが 容易に飼える。 
■硝酸塩が下がると 苔が ほとんど生えなくなる。
など 色々な メリットがでてくる。

そもそも 嫌気性のバクテリアが どのようなメカニズムで 硝酸塩を 分解するのか ご紹介しよう。

まず 皆さんが良くご存じの 好気性バクテリアは どのような 働きをするのか 改めて見てみよう。
 


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生き物というものは、一般的に 食べ物 と 呼吸 という 二つの化学変化を同時に行うことが 知られている。
上の図を見て頂ければお分かりでしょう。

ところが、 嫌気性バクテリアは 下記のような 食べ物 と 呼吸 を行う。


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嫌気性バクテリアの食べ物は 魚の糞ではなく、デニバイオチップである。
と同時に 呼吸という形で No3(硝酸塩)を 窒素と酸素に分解してくれる。
(上記のイラストでは二酸化炭素となっていますが 誤字で 窒素の誤りです)

だ、もんだから、 デニバイオチップが 時間とともに 消失していく。
デニバイオチップが 消失していく時間は 飼育条件(魚数や 魚に与える餌の あたえ方) にもよるが、
早い水槽で 3ヶ月 ゆっくりの方は 半年 いや 一年くらい持つ水槽もある。

サンゴ礁がメインで 魚があまり入っていいない水槽は 結構 長く持つ。

そこで 時間とともに 消失していくデニバイオチップを追加しよう。 

実は メンテナンスは これだけ。 

取り外して 嫌気筒をオーバーホール したり、
洗ったりする必要はないのである。



簡単でしょ。


くまぱぱでした