水槽の材質には 2種類ある。 アクリル水槽と ガラス水槽である。それは 以前のブログで これまで、話してきた通りである。
そのほかに
水槽の仕様 にも 2種類ある。 フランジがあるタイプと フランジがないタイプである。
フランジって何? と 思った方。 まずは フランジの説明から・・・・してみよう。
上の写真も 下の写真も フランジが有るタイプのアクリル水槽である。
下の水槽で言うならば、 ちょっと話はそれるが・・・・・水槽の上に載っている黒い箱は 弊店オリジナル上部濾過槽である。
でかいでしょ・・・・・。 で 話もどって
濾過槽が載っているところ、 そこが まさしく フランジと呼ばれる、 水槽の内側のでっぱりである。
フランジがなければ、 このように 水槽内側に濾過槽を乗せる事は出来ない。
それに対して 下のガラス水槽にはフランジがない。・・・・
ここで・誤解のないように整理しておきたい。
ガラス水槽だから フランジがない。
アクリル水槽だから フランジが有る・・・・・・・わけではない。
ガラス水槽は フランジがないタイプが多くて、アクリル水槽には フランジがあるものが多い。
しかし
アクリル水槽の中にも フランジがないものもあれば・・・・ ガラス水槽にも フランジがあるものもある。
ただ、一般的に・・・
大半のアクリル水槽は フランンジがあり・・・・大半の ガラス水槽にはフランジがないタイプが流通しているのが 現状だ。
下記の図を見て分かるように、 水槽を上から見ると 水が四方八方に 広がろうとする力が 常に働いている。
その力を 極力 水槽本体に かけないようにしているのが フランジの役目だ。
フランジの役目は それだけではない。 横揺れ地震があったとしよう。
フランジがない水槽は 見事に 水がこぼれる。下記を参考
水がこぼれると同時に、 矢印の方向にだけ 水圧がかかっているのがわかる。上図参考
ところが フランジが有る水槽は そう簡単にこぼれることはない。
なぜなら、下記のイラストでもわかるように、 あふれ出そうな飼育水は 水槽内側に戻されてしまうからだ。
さらに ふたをしていれば、 ほんと 溢れない のである。
3・11 関東地方 震度5弱の地震の際、弊店オリジナル水槽 かんたん槽 は 見事に 全く水がこぼれなかったと 多くのお客様から 感謝されてしまった。
ところで・・・・
地震発生時 とっさに 水槽を押さえて 水がこぼれないようにする人がいるが、、、、それ 意味ないでしょ。
だって 押さえている本人も 建物ごと 揺れているんだから・・・・。ネ
それより ゆれても こぼれない 水槽にしておきましょうヨ
地震発生時 家にいないこともあるのだからね。