なぜ、熱帯地方のお魚は、なんだろう。
一般的には、「周りのサンゴ礁がだから、お魚もそれに似せるかのように になった」

ソメワケヤッコ5-6cm【(トリ下10)(E)(スズ下14) [

という説がある・・・・
そのまま考えると
昨夜のブログのように、 色々 つじつまが合わない事に遭遇する。

■魚は 思えば 望めば 好きな色に変われる?
■そもそも  どうして自分の色を知っている? 海に鏡が無いのに


自分がその色になりたいからといって その色になっていくという事は、実に不自然だ。
自分がなりたいと思う気持ちが、遺伝子を変えていくとは到底思えないからだ。


もしそうだったら 今頃 我々 人類は、自分の体一つで 空を飛べるようになっているに違いない。
人類にとって 「空を飛びたい」 とは 永遠の望みであるからだ。

望めば必ずかなえられる・・・・ならば?




本題 なぜ、熱帯地方のお魚は、になったのか。
発想を 逆にしてみると 答えが見えてくる。



周りのサンゴ礁に似せるかのように、になった・・・・のではなく・・・・・・


になる事を、周りのサンゴ礁が許してくれた・・・・・・・と考えることも可能である。

IMG_4058

例えば、日本近海で サンゴ礁の無い環境の海では、になる事を許してくれなかった・・・・・・・。

魚、そのものは、になったけれども・・・・・ それを、周りの環境が許してくれなかった・・・・。
カラフルになるって事は、目立つ・・・・・・・。 目立つという事は、即 周りの魚に 鳥に 食べられてしまう。
つまり、になる事は、近海の海では 不利になり、な魚は、自分の子孫を残す事が難しくなる。




サンゴ礁では、それが許される。周りがだから、魚がになっても目立たない。
こう考える事で、熱帯地方には ルな魚が多く 近海の海に 地味な魚が多い事が分る。

でも疑問????この説では、サンゴ礁の海では、 な魚でも生きやすいという説明はわかるが、地味な魚が生きていけない理由にはならないよね。


その通り、だから、サンゴ礁の海には、な魚も 地味な魚も 両方いるでしょ。どちらのタイプの魚でも、子孫を残しやすい環境であるからだ。

この魚 インドネシア生息 ミッドナイトエンゼル  見事に真っ黒だ。
ミッドナイトエンゼル(スミゾメヤッコ)5-6cm【(段5) [






でもちょっと待って・・・・・、魚は、自然にになっていく性質があるの? 周りの環境が許せば・・・・・この説だと そういう事だよね?



自然にになっていく性質があるという事を どのように説明する事が出来るのでしょう? そこがあやふやだと、この説も 説得力があやうい。

では、後日 魚には自然にになっていく性質がどのようにあるのか 探究して行こう。