一般的には、「周りのサンゴ礁がカラフルだから、お魚もそれに似せるかのように カラフルになった」

という説がある・・・・
そのまま考えると
昨夜のブログのように、 色々 つじつまが合わない事に遭遇する。
■魚は 思えば 望めば 好きな色に変われる?
■そもそも どうして自分の色を知っている? 海に鏡が無いのに
自分がその色になりたいからといって その色になっていくという事は、実に不自然だ。
自分がなりたいと思う気持ちが、遺伝子を変えていくとは到底思えないからだ。
もしそうだったら 今頃 我々 人類は、自分の体一つで 空を飛べるようになっているに違いない。
人類にとって 「空を飛びたい」 とは 永遠の望みであるからだ。
望めば必ずかなえられる・・・・ならば?
本題 なぜ、熱帯地方のお魚は、カラフルになったのか。
発想を 逆にしてみると 答えが見えてくる。
周りのサンゴ礁に似せるかのように、カラフルになった・・・・のではなく・・・・・・
カラフルになる事を、周りのサンゴ礁が許してくれた・・・・・・・と考えることも可能である。

例えば、日本近海で サンゴ礁の無い環境の海では、カラフルになる事を許してくれなかった・・・・・・・。
魚、そのものは、カラフルになったけれども・・・・・ それを、周りの環境が許してくれなかった・・・・。
カラフルになるって事は、目立つ・・・・・・・。 目立つという事は、即 周りの魚に 鳥に 食べられてしまう。
つまり、カラフルになる事は、近海の海では 不利になり、カラフルな魚は、自分の子孫を残す事が難しくなる。
サンゴ礁では、それが許される。周りがカラフルだから、魚がカラフルになっても目立たない。
こう考える事で、熱帯地方には カラフルな魚が多く 近海の海に 地味な魚が多い事が分る。
でも疑問????この説では、サンゴ礁の海では、 カラフルな魚でも生きやすいという説明はわかるが、地味な魚が生きていけない理由にはならないよね。
その通り、だから、サンゴ礁の海には、カラフルな魚も 地味な魚も 両方いるでしょ。どちらのタイプの魚でも、子孫を残しやすい環境であるからだ。
この魚 インドネシア生息 ミッドナイトエンゼル 見事に真っ黒だ。

でもちょっと待って・・・・・、魚は、自然にカラフルになっていく性質があるの? 周りの環境が許せば・・・・・この説だと そういう事だよね?
自然にカラフルになっていく性質があるという事を どのように説明する事が出来るのでしょう? そこがあやふやだと、この説も 説得力があやうい。
では、後日 魚には自然にカラフルになっていく性質がどのようにあるのか 探究して行こう。