水槽には ガラス水槽と アクリル水槽の 二つがある。
そもそも アクリルという素材 と ガラスという素材 どちらが 透明度がたかいのか、どちらが強度が高いのか
この点については 以前のブログ 題名 「アクリル水槽と ガラス水槽 どちらがいいの 」を見ていただければよいだろう。

でもでも  傷がつきやすいんでしょ。 アクリル水槽の方が ・・・・・ でも アクリル水槽のほうが強度がある? ってどういうこと? という点についても 以前のブログ 題名 「アクリル水槽と ガラス水槽 どちらがいいの その2 」で述べてきた。

ほとんどのガラス水槽に は 採用されていない フランジ。 逆に 大部分のアクリル水槽には 採用されているフランジ・・・・。このフランジの有無が 水槽の丈夫さ 寿命を大きく左右する。 この点についても 以前のブログ  「アクリル水槽と ガラス水槽 どちらがいいの その3 フランジについて 」で述べてきた。

今回は 水槽とは その板をどのように張り合わせて組み立てる?  アクリル水槽は アクリル板をどのように組み立てて水槽にしているのだろうか?
ガラス水槽は ガラス板を どのように組み立てて 水槽にしているのだろうか?
この 組み立て方法について 掘り下げてみたい。

 実は くまぱぱが アクリル水槽と ガラス水槽の違いについて もっとも 危惧している点が この 組み立て方法なのである。

まず アクリル水槽はこのように組み立てられる。 アクリル水槽の接着面は 接着剤による接着ではない。
イラスト水槽1
 アクリルを溶かす薬品を 接着面に流し込んで 接着 いや  接着とはいわない 溶着という。 溶かして アクリルとアクリルを 引っ付けてしまう方法なのだ。 だから 上図のアクリルは 溶着後は 直角に交わった 一体化された アクリルになる。

まず 接着剤を改めて理解してみよう。接着剤とは・・・ものと ものを引っ付けるための 物であるからにして、接着面に残る ・・・というか 接着面に常にある。 あるからこそ 接着状態を維持している。
ちなみに・・・・
01553_1
 これは 木工用ボンド。
木と 木は 通常 付かない。 だから ボンドを使う。
 ボンドと 木は 乾くと引っ付く。   だから 木と木の間に ボンドを挟むことで 木と木が引っ付く。
つまり 木と木の間には ボンドが存在している。 ボンドが存在しているからこそ 木と木が引っ付く状態をキープしている・・・・・という事になる。
このボンドが劣化してくれば・・・・ 木と木を引っ付ける力も劣化してくる。 

話は戻るが、アクリル板の接着は 接着剤(ボンド)は使用しない。溶剤を使う。 溶剤は アクリル板を溶かした後 気化してなくなってしまう。 残るのは 溶かされ一体化になったアクリル板同志だけである。

ガラス水槽はどうだろう。 ガラス水槽は 実は ガラスと ガラスが 接着されているわけではない。
下の図のように ガラスと ガラスの隙間から漏水しないように シリコンが塗られている状態で 箱に組み立てられる。(青い部分がシリコン)

イラスト水槽1 - コピー
 だから 取扱いが乱暴だと 上面図のように シリコンをはがしてしまったり 傷つけたりして、 漏水が始まるケースが多々ある。

人為的に 傷つけて漏水してしまったのなら・まだ 納得がいく。  なぜなら 自分が悪いのだから・・・・
自業自得 というやつだ。
ところが 最近 くまぱぱが 危惧している 心配している点がある。 ゴカイである。 
なんとも かんとも この ゴカイが・・・・・・ 底砂の中にいるゴカイが あの口で

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シリコンに穴をあけてしまい 漏水・・・・ 床が水浸し なんて 事件が多発している。
底砂に 大なり 小なり ゴカイというものは 発生してしまうもの・・・ 。
特に サンゴ水槽の場合。ゴカイは沢山いるのが常である。

だから、ゴカイによる漏水があるのでは、 シリコンを使う ガラス水槽は怖くて 使えない・・・・・。
という事にもなる。

このような 最悪の事もなく 順調にガラス水槽を維持していたとしても・・・・・ ガラス水槽のシリコンには 寿命がある。ガラス板は漏れなくても シリコン部分が痩せてきて いずれは 漏水を起こすのが ガラス水槽なのである。

ガラス水槽の寿命は淡水で使用すると平均10年。 ・・・・・・10年維持していたら 寿命をまっとうした水槽といえる。
しかし、中には 6年で・・・・いやいや 3年で・・・・ 漏水したという水槽も聞いている。
特に 海水に使用すると シリコンの寿命はちじまる。 海水が シリコンの劣化を速めてしまうからだ。

アクリル水槽の溶着部分の寿命はどれくらいなのだろう。
まず 溶着部分の溶着力はどれくらいだろうか。

溶着し 十分乾燥した 下記のアクリル板に力を加えてみよう。
イラスト水槽
なんと 溶着部分は はがれずに 別の部分のアクリル板が 割れたのである。
それくらい 溶着部分の強度は強い。

だから、 アクリル水槽の寿命はどれくらいか というと、海水に使用しても 淡水に使用しても  平均 30年。
特に大型アクリル水槽の場合 それ以上持つ。
30年たったら漏る? という事ではない。

アクリル水槽は 安心 寿命で漏ることはない。 
傷とかで 透明度に問題が生じた段階で・・・・ そろそろ 買い換えようか・・・・というのが アクリル水槽の寿命であって、漏水し床を濡らしてから水槽交換ではない。

 古くなっても 漏水しない点が アクリル水槽の最も良い点と 言える。

ただ、アクリル水槽にも 使用方法によっては 弱点が現れる。  直射日光が当たる場所に 水槽を設置する事・・・・・・これはよくない。
ま ガラス水槽にも言えることだが・・・  アクリル板は特に紫外線に弱い。紫外線に当たり続けると劣化する。
具体的にいうと アクリル板内部に 細かい亀裂が無数にはいる・・・・・アクリル板の透明度が失われる。
それにより 漏水することはないが、 物がぶつかってきたときの 衝撃にたいする強さは 落ちる。

したがって 直射日光ができるだけ当たらない場所に設置するか・・・・あたるなら  カーテンを閉めるなどして 対策してほしい。
そうすると、アクリル水槽は超長持ちする。
今のあなたの 年齢に 水槽の寿命30年を 足してみよう・・・・・。 そうなんだ、よいアクリル水槽は 一生ものになる。