ちゃんと水槽で お魚を を飼っているのか どうか、 突撃訪問だ。
ってな 事はしないよ。
呼ばれたんだ。 ちょっと 水槽を見に来てくれと、、、、。
近くだったので ちょっと よってみた。
内容は「水槽が 苔だらけで どうしようも無い状態 」
・・・・だそうだ。
掃除しても 掃除しても2~3日で 底砂から 水槽壁面まで苔が昇ってくる。
苔の正体は・・・・ 想定通り やはり シアノバクテリアだった。
シアノバクテリアは いわゆる 細菌類の一部で 植物ではない・・つまり・・苔ではない。
分類上 植物と 動物に分かれる前の 生物で 両方の特長を持つらしい。
この苔 状態はなぜ起こるのか。そして継続するのか?
理由は ただ一つ。
水槽の中が 富栄養化状態である。
富栄養化状態とは、水槽の中に養分が過剰に入っている状態を言う。
でも お客様曰く 「 水交換は頻繁にしている 」という。
水交換していると言う事は、 その 水交換で 汚れがキチット取れていない・・・・
つまり、水交換の方法が不十分 と言う事かもしれない。
水交換の目的は 水を交換する事ではない。
って しってたぁ?
水底に溜まっている汚れを抜き出す事である。
こちらのお客様曰く 「 いつも ちゃんと 底から抜き出している」
ということだ。
では その 抜き出し方に問題があるようだ。
そのお客様の水交換は とにかく 汚れを巻き上げてしまうらしい。
巻き上がった汚れは まだ 沈殿する。
沈殿する と言う事は その 汚れは 水槽の外へ出て行っていない ・・・??
という事になる。
その繰り返しの果てが 富栄養化が KEEPされている という状態だ。
面白い事実がある。このシアノバクテリアを とりだし、 別の水槽に入れてみよう。
シアノバクテリアは徐々になくなり 消えてしまう。
何故だろう。 それは その水槽は富栄養化ではないからだ。
実はこのお客様、シアノバクテリアを 少しでも 水槽内から取り出したい一心で・・・・・
その心が 水槽をかき回してしまう行為につながっていた。
それと 合わせて 行いたいのが タツナミカイの 投入である。
;^・。;?;・。;+;?
この貝は 唯一 シアノバクテリアを食べる。 実に いい仕事しますよ
普通の 苔取貝は シアノバクテリアを 食べない。 なぜなら 先ほども 申し上げた通り シアノバクテリアは 苔(植物)ではないからだ。
■まとめると ・・・
●シアノバクテリアを取ろうと思わずに むしろ 無視して ひたすら 底砂の汚れだけを 丁寧に巻き上げないように水交換する●コシダカウニを 水槽に投入する
そうすれば・・・・ そのうち シアノバクテリアは 消滅 する。
ちなみに水を交換する目的でない水交換は
こうやってやるんだよ。↓
http://blog.livedoor.jp/nikkai/archives/cat_110754.html