今日は 弊店で毎日 毎朝やっている作業の一つ、ブラインシュリンプの分離作業を 覗いてみよう。
弊店には 生の・・・・・つまり 生きているブラインシュリンプは 餌として欠かせない。
生後4日以降のクマノミの稚魚の餌だ。
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生ブラインシュリンプは 何も稚魚だけの餌ではない。 小型の魚(全長6cm以下)であれば、 熱帯魚も 海水魚も 金魚も 日本産淡水魚も すべての観賞魚に有効だ。
どのような点が この生ブラインシュリンプのすごさなのか?
●必要な時に 必要な分だけ 自宅で孵化させる事ができる。
つまり 好きな時に生きたブラインシュリンプを作れるわけだ。
●ものすごくよく食べる。嗜好性抜群。
●生きているので飼育水を直接汚さない。通常の餌の場合 生きてはいないので、残餌は数時間で飼育水を汚し始めてしまう
生き餌は 数日間は水槽の中で生きているし、生きているから水を汚さない。
●乾燥餌を食べない偏食な個体(大型魚は除く)でも まず これなら食べる。
などなど
しか~~~し
良い事ばかりでは・・・・・・・ない。
悪い事が、 一点ある。
ブラインシュリンプは卵で販売されている。
それを、孵化させて 生まれたブラインシュリンプを使うわけなんだが、
生まれた時に 殻(から)が生じる。
また 生まれなかった死卵も存在する
この殻 や 死卵 を 誤食し 死んでしまう稚魚がある。。
稚魚の場合ですぞ・・・・・
稚魚でなければ、そこまでは 誤食し 死ぬことは無いが・・・・
誰も食べない、●殻と ●生まれなかった死卵 を
わざわざ水槽に入れる必要もない。 飼育水が汚れるだけだ。
そこで
●生まれたブラインシュリンプ
●殻
●生まれなかった死卵
の混ざった状態から 生まれたブラインシュリンプだけを 取り出せれば すべてが解決する・・・・・・・。
それを 可能にしたのが
弊店は (オリジナル)ブラインシュリンプ孵化分離ケースである
これが そのオリジナルブラインシュリンプ孵化分離ケースだ。
弊店では 毎日 2台のケースで孵化させている。
ほうら、 5分ほど、経つと、生きているブラインシュリンプは コック付近に集まって来たでしょ?↓
最初の一瞬だけ、コックを開け すぐ閉める。
コックの付近に 死卵が溜まっている可能性が示唆される。まず それを 出すのだ↓
ほうら 出てきた。 ちょっと黒っぽいの↑
よく見ると こんなに 混じっている。周囲の黒いのが から・・・・・・・。↓
↓
良し、 これで OKだ。 ゆっくりコックを開き 生ブラインシュリンプを取り出そう。↓
綺麗なオレンジ色の生ブラインシュリンプが出てくる 出てくる。
左のケース・・・・よく見ると、 奥の壁にびっしり卵の殻がついているのがわかるかな?↓
ここが、 このケースの凄いところだ。
後日に 続こう・・・・・・ね。