上部濾過槽と下置濾過槽(オーバーフロー水槽) どちらがいいの?
下記が 弊店の 上部濾過槽 と 下置濾過槽の 模式図 なんだけど わかる?
どちらがいいだろう どっちかかっこいい?

こんなの 見せられても よくわかんないよね

そこで 構造上ではなくて
上部濾過槽と 下置濾過槽の 長所 短所を整理してみよう
上部ろ過 | 下置ろ過 オーバーフロー |
ろ過能力にともなう 最大飼育 可能匹数は変わらない | |
ろ過スペースは下置ろ過槽より小さい 下置の約半分以下 | ろ過スペースは上部ろ過槽より大きい 上部濾過槽の 約倍以上 |
価格が安い | 価格が高い 上部の約倍以上 |
購入し ご自分で手軽に設置できる | ご自分でやる方もおられますが、 配管等が複雑なので スタッフに設置してもらう(有料)場合もある 水槽や台にオーバーフロー穴が空いていないと 設置できない |
オーバーホール周期が短い(3~6ケ月) | オーバーホール周期が長い(約1年) |
ろ材が少ないため、オーバーホール作業は短時間でできる(1~3時間くらい) | ろ材が沢山入っているため、オーバーホール作業は時間がかかる(半日以上) |
ろ過槽が水槽の上にあるため、見た目に重圧感があるが 水槽台の下は 何も使用しないので、水交換道具とか 作業用品を収納できる | 水槽上には何もないのですっきりだが、水槽台の中には 濾過槽が入るため、 他に 収納スペースは無い |
水槽上部にろ過槽があるため照明器具の選択に制限が出てくる | 水槽上面には何もないので照明器具の置き方に制限は無し |
水槽上部にろ過槽があるため、水交換など 水槽のお手入れは 濾過槽が無い部分から手を入れての作業となる。 | 水槽上面には何もないので、水交換など 水槽のお掃除の際 作業がしやすい。 |
揚水ポンプ ピーター等が 水槽の中に入る。 | 揚水ポンプ ピーター等 濾過槽側に収納できるので、水槽内はすっきりする。 |
と お互いに 一兆一旦が 混在する
例えば 下置ろ過は 見た目がすっきり・・・・だけど 高価である
この見た目がすっきり と 高価
これらを 天秤にかけて 最終的に 判断するのは お客様・・・・・・
しかし 上の表でも赤字 下記の赤字部分は 重要なので 十分に心に留めていただきたいところがある。
上記の表でも 明記した通り
ろ過能力にともなう 最大飼育 匹数は 上置濾過槽も 下置濾過槽も 変わらない
という事。
つまり 皆さんが 良く思われているように 下置ろ過槽の方が 上部ろ過槽より 、ろ過能力が上である。
と言う常識は 世に出回っている一般的な ろ過システムでは 言えるかもしれないが、 弊店のオリジナル 上部ろ過槽 と 下置ろ過槽を 比べた場合では 収容匹数は同じ。
さっき 上部ろ過より 下置ろ過の方が ろ材が2倍以上入るの記述が あったけど・・ 収容匹数は同じとは どういう事?
2倍以上のろ過スペースを持っているなら 飼える魚数が2倍に増えるはず・・・・・
だよね
実は 水槽で 何匹飼えるのか?という 限界点は 濾過槽の ろ過能力からくる限界点のほかに 水槽スペース 遊泳スペースからくる限界点の 両方の側面があるんだ
極端な例で 言うと・・・ろ過能力的には 約200匹は飼育できる濾過槽が付いている水槽セットが あったとする。
ただ 水槽は 小さく 容量は60リットルで 60cm水槽と変わらない。
この 60リットルのスペースに 200匹 入れると?
いると こんなイメージになる
ぐらいいたら 十分じゃない?
弊店の上部ろ過なら これくらい 収納できちゃうんだ。
いや僕は そこまで飼育しない
でも 十分に楽しめるよ。
このように 弊店のろ過システムは 水槽遊泳スペースよりも 過剰な ろ過能力を持っているんだ。
だから 上部ろ過槽 と 下置ろ過槽と 濾過槽は違えども 遊泳スペースが 同じであれば 飼育できる生体数は ほぼ 同じといえる 。