久々に シマヤッコのベビーが入荷した。全長3cm前後? 3cm未満? いや 小っちゃいですねぇ。

こんな 小さいの どこの水槽に入れようか? な

IMG_1590

考えるまでもなく、 弊店のベビールームへ 一直線。
ベビールームとは・・・・・・・・
 弊店で 常時 産卵し続けている クマノミ類のベビーコーナーである。↓

IMG_1615

ほら 弊店で2月ほど前にうまれた ペルクラや ブラックオセラリスのベビーと そんなに サイズが変わらない。 

周りにいる  クマノミベビーみんなに 
「何 何? このへんな魚 異様に この子バンドの数が多いぞ」 
と 集まってこられて シマヤッコベビーも
 「そんな 変な目で見ないでよ あっち行って」 と ちょっと困惑した様子。

それもそのはず、弊店で生まれたクマノミ達にとって これまで見たバンドの数は3本以内。なんたって、クマノミ以外のお魚と 出会ったのは 今日が 初めてなんだから。
そりゃ みんな 興味深々。

ところで、 シマヤッコは 一般的に 餌付けが 難しい・・・・とされている。 が 魚体サイズによって それは 大きく異なることが 知られている。
05150911_5555399751292

それは、 魚体サイズが小さいほうが 餌付きが良く・・・・魚体サイズ大きいほど 餌付きが悪い。
魚体サイズ全長が6cm を超えると、極端に餌付く率もさがり、 全く食べない個体もある。

乾燥餌は もちろん 冷凍餌であろうが 生き餌であろうが 全く食べないのだ。
 「じゃぁ 何を食べるの?」
と聞かれそうだが・・・・ どう聞かれても 食べないものは 食べない。

でも この方法なら 食べるかもしれない。
6cmを超えていて 食べない個体は・・・・ 食性の問題ではなさそうだ。おそらく環境の変化からくる ストレスであろう。 したがって 本来、海にいたときに近い環境下で飼育していると、 食べない個体も いつの間にか 食べる個体へと変身していく。

その環境とは・・・・・
① 硝酸塩値を下げる
硝酸塩還元塔などを利用し たまってくる硝酸塩を 還元分解してしまうのだ。
実際 海の 硝酸塩は ご存じの通り ゼロ。
②小さい水槽での 混泳は避ける。
 60cm以下の水槽で 同属(ヤッコ類)が他にいると それだけで 神経質になってしまう。
60cm以下の水槽なら 単独飼育をするか 大人しい ハゼや ベラたちと 同居させるにとどめる。
理想は 90cm以上の水槽で サンゴ中心の水槽なら 自然に近いので シマヤッコには 向いている環境だといえる。

若い個体は とにかく 順応性が高い。 新しい環境に対しても即 慣れてくれる。つまり 環境の変化からくる ストレスが 少ない。
また 餌についても 同様の事がいえる。 海での生活が長ければ長いほど、長期にわたりおいしい餌を食べていたに違いない。 シマヤッコの海での食事は 生きているプランクトンや海藻・スポンジ等の生き餌である。考えてみれば ・・・・・冷凍餌など 自然界には無もんね。
「この年になって こんな冷凍ものが食えるか?」ってな感じだろうか。

冷凍餌でも 抜群の 餌付きの良さを誇るのが 弊店の マリンサクセス。 これは、魚が好む匂いの マリンスペシャル栄養強化剤が入っているからだ。 具体的にいうと 磯の香り・・・・韓国海苔の匂い ともいえる 魚が大好きな匂いで、 かつ 不飽和脂肪酸(EPA DHA)が含まれているので、 これまた よく太るのであ~~~る。

話は それてしまったが、 どんなに餌食いの悪い魚だって、海では 何かを 食べていたわけでしょ。
だから この水槽で この 自分の水槽で 食べさせてみせる・・・・・・くらいの 意気込みで 餌付けの 挑戦を 根気よく してほしい。
 すれば、 光がみえてくる  はずだ。 
幸運を祈る、くまぱぱでした 。