先日 お客様宅のサンゴの成長にともなう お悩みの相談を受けた。
お客様は 2人。 二人はご兄弟 。
二人が 同じ店から購入した 同じ種類のブリードのミドリイシ 。

お兄さん宅 と 弟さん宅とでは 全く成長が異なるのだ。 弟さん曰く
「成長のみならず 太さが 違う。 お兄さん宅のミドリイシの方が 太く成長し・・・自分のミドリイシは 購入し半年も経つのに ほぼ 現状維持・・・・・ 」
とはいっても 緑色によく発色しているし ポリプも出しているとのこと。 

お兄さんの水槽と 弟さんの水槽は どこが違うのか どうして 成長に差がでるのか くまぱぱの聞き取り調査開始。

 お兄さんの水槽 
水量180リットル
照明 弟さんの ほうが明るい
添加材 ほぼ 差が無し
水交換 ほぼ 差が無し 
水流 強め

弟さんの水槽 
水量20リットル
照明 弟さんの ほうが明るい
添加材 ほぼ 差が無し
水交換 ほぼ 差が無し 
水流 弱め
 

異なる部分は 水槽水量と 水流 と 明るさ。
くまぱぱが 一番注目したところは  ・・・・・・・・水流・・・・・・

ところで、 今朝 テレビ番組で おもしろいのを見た。 
子供の夏休みの自由研究。 
「植物は言葉を理解できるか? 」と題して 
 小学校5年生の研究内容の紹介だ。

 2つの鉢に 同数の植物の種を植える。
Aの鉢の回りには 
「 かわいいね」  とか 「元気にそだってね」 とか  たしか そんな類のレッテルがはられている。
Bの鉢には
「バカ」 とか 「不安」 とか  そんなようなのレッテルがはられている。

Aの鉢にも Bの鉢にも 同量の水を与える。 
日照時間も同じとする。 

 Aの鉢に 水を与える時 「 おはよう 今日も元気だね 」 とか 話しかける。
  Bの鉢に 水を与える時 何も 話しかけない。

そして 夏休みの期間中で Aの鉢と Bの鉢とでは どのような変化が見られたのだろうか?
夏休み期間だけなのに なんと 、2倍の成長差が生じた。  ほんまかい?
もちろん 育ったのは Aの鉢。
育った本数も Aの鉢は 5本。
Bの鉢も 当初 5本目が発芽したものの 夏休みの終わりには 3本へり 2本になっている。

こんあ事が あろうものなのか?

このテレビ局が この取材内容(女の子の自由研究)を その道の博士たちに 見せて コメントをもらっていた。
A博士
「 たまたま そういう結果になっただけでしょう。もっと 多くの鉢で実験しないと なんとも言えませんね」 
B博士
「 Aの鉢だけ 可愛がっているので 無意識に Aの鉢に 多くの水が与えられたり その他、 何か Aの鉢に有利な事が あったのではないでしょうか?」
C博士
「 おもしろい 実験ですね。 これらの課題はまだ 未知の領域なので、私は 何もコメントできませんが これから こういう研究が進むと いいですね」

と 
C博士だけが 肯定的ともとれる お返事である一方、 残りの博士さんたちは・・・・
「 どうせ 子供の自由研究でしょ 」 と はなから 相手にしないような 上から目線のような 受け答えに 聞こえたのは くまぱぱだけだろうか?

要約すると、 こういう愛情が 植物の成長に差をつけた可能性が伺えるわけなんだが・・・・・?

先ほどのミドリイシの成長も 愛情の差なのだろうか?
いや それは なさそうだ。
お兄さんも 弟さんも どちらも 熱い人柄である。

くまぱぱが 思うに・・・・・ 成長速度が異なる ということは、 単純に 成長速度を速める何かが お兄さんの方にあったという事ではないだろうか。 成長速度を速めるもの ・・・・これは 光 又は 餌 。 もしくは その両方。

光に関して言えば、 むしろ 弟さんの方が 強いらしい。
では 餌なのだろうか。 
えさの給餌量も そんなに変わらない。

と 残るは・・・・・水流だ。 わかった。
考えてみれば そうだ。 サンゴは 魚と異なり 自分で泳ぎ回ることはしない。
一定の場所にいるだけだ。 という事は、 周囲のもの(ここでいうと飼育水)が動いてくれてこそ、餌も取れるし 代謝というものが スムーズにいくのではないだろうか。

光よりも 水流が大事であり 愛情も とっても大事 という一つの考え方が、頭をよぎった くまぱぱの1日でした。