.山田です

弊店では 常連さんが集います。
しかし 初めて 弊店にお越しの方も多数おられ、感謝するばかりです。

そんな 初めてご来店のお客様は  密閉式外部フィルターを メインフィルターとしてる方が多いいようです。
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特に 水槽水量が100㍑以下の 比較的小型と言われる水槽をお持ちの方でしたら、7~8割が 密閉式外部フィルターを お使いではないでしょうか?


外部フィルター+プロティーンスキーマーの方もいらっしゃいます。



そんな中 初めてご来店の お客様に 良く問われることがあります。


「水槽セットして 1ケ月になるのですが お魚を追加してもいいでしょうかね」
「今現在 もう 入っているのですか?」


「 ええ 3匹 ★になりましたけど 2匹はいます」
「3匹は★になった? 水質は どんな感じでしょう? アンモニアとか 亜硝酸とかは 下がっていますか、水槽セット後 普通は アンモニアとか 亜硝酸が 上がって そして 下がっていくものなのですが アンモニアとや 亜硝酸は クリアされてますでしょうか?」

「 いや よくわからないですけど 海水は 透明で きれいです。残りの 2匹も元気です」
「 お客様 海水が透明で きれい・・・・というのと アンモニア 亜硝酸が 下がっている というのは あまり関係がないんですよね。」

「 そうなんですか」

海水は 透明で きれいでも アンモニア 亜硝酸が出ていて 水質が悪い場合もありますし

 水槽の清掃 苔掃除直後で  水が濁っていても アンモニア 亜硝酸の 残留濃度ゼロ という事も 普通にあります。
つまり 飼育水の 透明感と 水質の 良しあしは ほぼ 無関係と思っていただいてOKです。」


「 そうなんですか じゃあ どうやって 水質を測るのですか」
「水質は これで 簡単に測れます。」
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「なるほどですね」
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「赤くなると 水が悪い 黄色になると 水が奇麗 という事です お客様の 飼育水を お持ちいただければ 店頭で
 お客様に代わって 水質を測らせていただく事もできますし」
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「これで 自宅で測ることもできます」テスターはこちら
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「そうなんですね」
「一般的な お話をさせていただきますと・・・密閉式外部フィルターは 海水魚飼育では アンモニア 亜硝酸の処理能力が低いのが現状です」
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「そうなんですか? え! 海水魚飼育? ってことは・・・淡水魚飼育では大丈夫なんですか?」
「 そうなんですね 密閉式外部フィルターは 淡水魚に特化した 淡水魚飼育には 素晴らしいフィルターなんです、 が???? 海水魚飼育では 実際 アンモニア 亜硝酸が下がらない って事に 困っている方が沢山いるんですよ。」


「淡水と 海水って どういうわけで 違うのですか 塩の問題ですか?」
「 いい質問ですね。細かくいいますと そういう事ですが ざくっと 言いますと、淡水と 海水では 溶存酸素量が 違うんです。 

溶存酸素量は 淡水の方が はるかに多く 海水では少なめなのです。
 なぜそうなのか? という事は 塩が溶けている事に関係してきますが、そこまで話すと 話が 長くなってしまいますので ここでは 海水は 淡水とくらべ  酸素の溶け込みが悪いとだけ 頭に止めておいてください。」




「 はい」

「それで アンモニア 亜硝酸を 分解するのは  フィルターや その中の マットや ろ材が行っていると 思っている方が多いのですが 実は そうじゃないんです」



「ほお?」

「水をきれいにするのは フィルターの中の マットやろ材に生息する バクテリアが行うのですね 市販されています」
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「バクテリア? よく聞きますね これを入れればいい・・・と」

「バクテリアさんは 生き物なので 酸素が少ないと 折角入れたバクテリアもどんどん減っていき ろ過をしてくれなくなるのです。ですから 入れたバクテリアが むしろ増えるようにすればいいのです」



「なるほど という事は もっと 大きな濾過槽が 必要ということ・・」

「 いえ いえ そういう事ではありません 沢山の数のバクテリアが生きれる環境を備えた濾過槽にする という事です」


「バクテリアが生きれる環境を備えた濾過槽・・・・? とは」
「酸素がたっぷり入る 濾過槽の事です」

「酸素がたっぷり入る 濾過槽? とは」
「 ずばり言っちゃいますと 密閉式外部フィルター以外の濾過槽 全般です 」
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「 密閉式外部フィルター以外の濾過槽 ??? え 以外の濾過槽 え? どういう事」
「密閉式外部フィルターは 密閉されているので 濾過槽での 酸素の溶け込みが ほぼ ゼロ です。それに対して 上部フィルター や オーバーフロー濾過槽 外掛けフィルターなど 水面と空気が常に触れてますよね。酸素は 水面から入ることが知られていますよね」



「 ええ でも プロテインスキマーも付いてるし けっこう 酸素が入っていると思いますが・・・?」

「 そこなんです 実は プロテインスキマーも 溶存酸素量UPには 微力なんですよ、 ほら プロテインスキマーから出てくる細かい泡をよく見てください。 水面に上がっていきませんか?」
「そりゃ 泡ですからね」

「 ですよね・・・・ 泡って 上に上がって 空気中に戻ってしまうのですよ 」

「なるほど」
「 でも こちらの商品なら 水面に上がっていかない泡を出すことが出来ます」


「水面に上がっていかない泡 って なんですか?」

「水面に上がっていかない? という事は それだけ小さい泡 という事です。 小さすぎて 我々には目視できないサイズですが、 そのサイズの泡が この商品は出せるのです 。それくらいの小さなサイズの泡粒になると 水面に上る浮力は微力となり 水流に流されれる力に振り回され 常に 水中を漂うようになります 。 その泡の量こそが 溶存酸素量という事になります」


「へぇ 勉強になりますね なるほど なるほど」
「 ですので プロテインスキマーから出てくる見える泡では 溶存酸素量のUPには・・・・」

「ですね そういう事か? 」

「 これが 溶存酸素量を 最大5倍に引き上げる ナノバブラーです」


「 これを使えば 大丈夫ですかね」
「 ええ それと 密閉式外掛けフィルター内で 最大のろ過能力を発揮する このハイブリットボールをお勧めします 」

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「 これを どうするのですか?」
「はい この ハイブリットボール を 密閉式外掛けフィルターにろ材として 入れ込むのです」


「ほほう 規制品で初めから入っているマットはいらないのですか?」
「です。です 規制品のマットと ハイブリットボールはでは ものすごいろ過能力に差が出ますよ、そもそも 規制品のマットって いづれ交換しますよね、」
「ですね」

「いわば消耗品です、 このは ハイブリットボールは 何回でも洗って使うことが出来ます、 もちろん 洗うときは 海水で行ってくださいね

「なるほど・・・ってことは 長い目で見ると このボールの方が安いってことですね」


というわけで 本格的に 海水魚飼育 再発進です



お客様まも大満足
「海水魚飼育って 魚の事だけじゃなくて 化学や 物理や 生物学 とか 色々混じってくる面白い趣味なんですね」

「確かに そうかもしれません 細かいことは さておき 楽しい趣味であることは 私も 同感ですね」

「やっぱり 一番いいのは オーバーフローの濾過槽でしょうかね」

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※ オーバーフローとは 水槽の下に濾過槽がるタイプのシステムで 下置濾過槽とも言います
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「 いいえ そうとも言えません。一般的に売られているオーバーフロー濾過槽の中には・・・ろ材がはいる場所・・・つまり バクテリアが生息する場所が 少なかったり、 酸素混入がの事が考えられていなかったり、 弊店の 上部濾過槽の方
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※上部濾過槽とは 水槽の上に載せる濾過槽です
 下記の写真は 市販のガラス水槽に 弊店オリジナルの上部濾過槽を乗せた写真です
弊店の上部濾過槽が 市販の濾過槽より かなり大きいことがわかります
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が はるかに ろ過能力が上だよね・・・・という オーバーフロー濾過槽は 巷に 一杯 出回ていますよ。この下置濾過槽 見てください ろ材が入るところがありません。プロテインスキマーと ポンプだけです(笑)」

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「あれま ほんとだ・・・そうなんですか」
「 例えば 市販されている 外掛けフィルターも 先ほど紹介した ハイブリットボールを 詰め込むと ものすごい ろ過能力を発揮しますよ。」
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「バクテリア目線で見ると、 色々わかるんですね (笑)」
「(笑) なるほど・・・・そうですね 確かに この話は バクテリア目線ですね、 でも その先にあるのは お魚の健康ですものね」


「確かに お魚が 健康に過ごせる これ 一番ですよね。 じゃぁ これ え=~~~と ハイブリットボールと 見えない泡が出る・・・」
ナノバブラーですね」
「 そ それ 買っていきます」



このように

手元にある 濾過槽でも、
さらに バクテリアに働いて貰う方法は 探せば 必ずあるはずです。
そうすれば 今よりは ろ過能力UPに
今よりは お魚が 元気に なるはず
是非是非 ご相談ください。

お待ちしております