こちらは、 元祖 弊店オリジナル ピグミー水槽。 なんたって30年も前から 売り出されている古い・・・いやいや 歴史ある水槽である。

30年前って あなた いくつ? 生まれていない人も 大勢いるのでは・・・・。
くまぱぱが 思うには このブログを見ている人の半分は 生まれていないと思うなぁ。

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もちろん 30年前と全く同じではない。 改良に改良を重ね、今日に至っている。
もっとも 大きな変化は 10年前にさかのぼる。
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上記の 写真を見ても分かるように、ピグミー水槽は 水槽の上部にろ過システムがあるタイプである。
が ゆえに、後ろ半分・・・・つまり 濾過槽の下はどうしても、照明があたらず 暗くなってしまう。

ところが このピグミーは通常の上部ろ過槽とは 異なる。 上の写真を見てほしい。
上部濾過槽の後ろにも LEDライトを追加する場所が設けてあるのだ。

そして カバーを乗せると 後ろに照明があるどころか、上部濾過槽の存在すら感じさせない。

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さらに 硝酸塩還元筒が標準装備になったことで、 硝酸塩値が下がり、魚は もちろん イソギンチャクや サンゴも容易に飼育できる水槽に仕上がっている。
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次にご紹介するのは、 超デカい タワー型濾過槽を使用した水槽セットである。

なんたって タワー型濾過槽の 右にある水槽は 約 60×60×50cm高さ の水槽なんだけど・・・・
高さ 50cmの水槽より はるかにデカいタワー型濾過槽。
幅 25cm 奥行 45cmの巨大タワー型濾過槽だ。
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この水槽一式で もう一つ特長的なのが・・・・台の中に秘められている。

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台の中は この様になっている。
台の中にあるのは レイシー揚水ポンプ と 東熱殺菌灯である。
水槽から 引き込まれた水は ポンプでくみ上げられ 二手に分かれる。
一方は 水槽へ・・・・・
もう 一方は 殺菌灯を経由して 水槽へ・・・・・である。
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なぜ 二手に分けるかと言うと・・・・・
理由は二つある。
一つは・・・・・・ 殺菌灯はゆっくり(10~15リットル/毎分) 飼育水を循環させないと 殺菌効果が下がってしまう。循環量が速いと 殺菌される間もなく 飼育水は 殺菌灯を後にしてしまうからだ。

かといって、 循環量をゆっくりにすると、 濾過槽としては ろ過能力低下に・・・・
水槽としては・・・ 循環が遅くため 魚が酸欠を起こしてしまう事に
つながりかねない。

まとめると 濾過槽を通す循環量と 殺菌灯を通す循環量は異なるので、一本の配管にすることは おすすめしない。

もう一つの理由は・・・・ 
なんかの事情で 殺菌灯を外して 点検をする なんてことになったとしよう。もし 濾過槽と 殺菌灯が一本の配管であったら・・・・そのたびに 配管をやり直さなければならない。

水槽循環用の配管とは別に 殺菌灯専用の配管に分かれていれば・・・・・・殺菌灯へ行く流れを コックで止めるだけで 水槽は循環しっぱなしで 殺菌灯が外せる。

この原理は 硝酸塩還元塔も 冷却装置も同じである。 
配管するときは 必ず 最初から 分けておき それぞれに 流量を調整したり ストップできるよう バルブを付けておこう。
あとで 助かるよ。

ところで、 左中央に白く長い矢印があるでしょ、
その矢印の先にあるのが、 通常サイズのタワー型濾過槽だよ。

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