今回 主役のお花は 紫色の 菊
菊といっても いまや 世界に ２万種あるとされている
その中の シューエイリアンとよばれる 古代菊に近い種
通常は 鮮やかな 黄色が多いが この あわい薄紫色は珍しい
その右側に 赤紫色に 凛と咲いているのは カーベラー
この カーベラーも 菊属に所属する お花だ
花びらの数 形 咲き方等 どう見ても 全く似てないが
横から見ると
何となく 似てる？
その左に 枝を伸ばしているのは
秋に 赤くかわいい実をつける コトネアスター
コトネアスター の出身は 旧世界？
旧世界って 知ってる？ アフリカ ヨーロッパ アジア全域の事
コロンブスによる アメリカ大陸が発見され得る前の ヨーロッパ人が周知していた地域の事
それに対し 当時のヨーロッパ人は アメリカ大陸が発見され後 南北アメリカ大陸 オーストラリア大陸を 新世界と呼んだのだと・・・
ちょっと 話はずれたが コトネアスター の出身は旧世界 つまり 寒暖いずれもＯＫ 丈夫な植物だ
最後に登場するのが 最も目の前 いや 目先の下に 実をつけている 柿
柿の起源は 中国の長江流域と言われているが 縄文時代には 日本の各地の遺跡から種が出土している。
平安時代に 栽培が本格化され
日本各地に広まった
そんな中 鎌倉時代（1214年）に、偶然？突然？
渋柿の突然変異として甘柿が 発見される。
発見された場所は なんと ここ 日海センターから車で３０分ほどのところにある
神奈川県川崎市の王禅寺というお寺の山中だ。
そこから 甘柿の栽培が盛んに・・・・
その甘柿は １６世紀ごろ 日本から ヨーロッパに渡り・・・・・
後 アメリカへと
全世界の人たちの 口を喜ばせた。
ほんの小さな こと ささやかな事 であっても それが その人にとって幸せなことで
その 地域の人の幸せになるのであれば
その１００年後 ５００年後には 全世界の人を幸せにすること になっているかもしれない・・・
幸せって 海を渡るんだよね。
