本日持ち込まれたのは 厚紙・・・・・・の上に 文字がちらほら・・・・・・。
これ 水槽のフタの設計図。
設計図 といっても外寸の明記はなく・・・・・
どうも これが 実物台のようだ。
パソコンの上に置いてあるから そんな大きいサイズではない事はわかる。
フタの右上には 直径5ミリのエアーホース抜きが指定されている(下写真)
フタの左上には 直径8ミリのヒーターコード抜きが指定されている(下写真)
このように 塩ビフタは ほんと 細かな加工ができるのが 特長。
細かい加工がされているフタは 何も 見た目にすっきり?
という意味もあるだろうが、 いやいや
むしろ 細かな細工がされていないフタの方が すっきりではないだろうか?
じゃぁ なぜ ここまで 細かくするのが・・・・・・
理由は二つ。
その答えを匂わせる お客様からの指示が これである。(下の写真)
フタの左手前に 餌をあたえるための 穴を開け・・・・・なおかつ その穴にフタを付けるというもの。
なおかつ 赤い矢印の先に 5mm と記してある。
これは 水槽の厚みを示している。五ミリ厚のガラス水槽なのであろう。
下記が上記の設計図を基に 作成した くまぱぱ製塩ビフタである。
水槽の板厚のところに ストッパー(ずれ防止)を接着した。
餌の穴には フタがついている。
餌穴は必要だが、 餌穴の開けっ放しは厳禁。
これはつまり 極力 隙間をなくすための 工作である。
隙間が有ればあるほど・・・ 蒸発する。
特に 海水魚の場合 蒸発すればするほど・・・・・・
比重が変化してしまう。
また 隙間は 生体の飛び出し防止、にも 大きな効果を発揮する。
ハゼ ベラ類など 飛び出して 死なせてしまった事はないだろうか?
このような 事故は こちらの工夫で 未然に防げるはずなのである。
このような フタのご依頼は 最近多く 大人気。
ちなみに このフタ及び 加工料で、2500円ちょっと 。
やすいねぇ。
外寸と 穴開け位置を 指定してもらうだけで、 出来ちゃうから 簡単でしょ。
所要時間は 2~3日あれば 製作OK。
お気軽に 問い合わせてちょうだい。