こちらが(下の写真) 弊店で 良く売れている 硝酸塩還元塔 という 商品だ。
弊店の水槽セット一式の中に必ず といっていいほど、含まれていて よく紹介している・・・・

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ちなみに 以前紹介した1200オーバーフロー水槽には・・・・

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ここについていた。↓ 硝酸塩を下げるための 必須アイテムである。

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硝酸塩とは なにか? そして なぜ たまるのか?

魚に餌を与える
魚がフンをする
フン・・・・→アンモニアとなる
アンモニアがろ過され 分解され 亜硝酸になる
亜硝酸もさらに ろ過され 分解され 硝酸塩となる。

通常のろ過では 硝酸塩までの分解しかしない。
つまり 与えた餌分だけ 硝酸塩は 増える。
水交換は 定期的にしか行わない反面、餌は 毎日与えるよね。しかも 日に数回。
だから 硝酸塩は たまりにたまっていくのである。

この硝酸塩は 魚には無害であることが知られていたので このような飼育方法が一般的であった。
近年 サンゴや イソギンチャクにとっては この 硝酸塩が有害物質であることが明なになっている。
また一部の魚(小型ヤッコなど)にも有害であることも確認された。

サンゴや イソギンチャクがうまく飼育できない人の理由のほとんどが この 硝酸塩の問題である。

なんたって 自然界の海の硝酸塩濃度は ゼロ である。従って、それを 再現することで サンゴや イソギンチャクの飼育が 簡単にできるようになる。

この硝酸塩を下げるための対策を 弊店では 硝酸塩対策と呼んでいる。
実は 硝酸塩対策 とは 大きく分けて 3の方法がある。

その一つが 弊店の方法
①硝酸塩還元塔を用いて その筒の中に 生分解樹脂や 濾材をいれて  通性嫌気バクテリアを繁殖させ 脱窒する方法

硝酸塩還元塔を用いない方法もある。
②硝酸塩還元塔など 道具は使わずに 厚く敷いた底砂の中に生分解樹脂をいれて、通性嫌気バクテリアを繁殖させ、 脱窒する方法。

第3の方法が、 硝酸塩還元塔も 生分解樹脂もつかわないもっともシンプルな方法。
③硝酸塩を下げる添加剤を添加して 硝酸塩を下げる方法である。

もちろん、 弊店は ①の方法を推薦する。
その理由は・・・・・
とにかく 長期間 安定して 確実に硝酸塩を下げる事が出来るからである。硝酸塩全くなくす。ゼロにすることも 夢ではない。

その長期間安定させる 弊店の硝酸塩対策の裏ワザ そして その長期に安定させる事の必要性について 次のブログで解説したい。