本日 濾過槽の掃除をしているのが、かんたん槽NK-90
IMG_3151

かんたん槽の特長の一つが、 濾過槽のお掃除の際、 ろ過箱ごと 簡単に取り出せる。
IMG_3135

IMG_3131

こうして 取り出した濾材を 海水魚の場合は 海水で洗浄する。
汚れを残してはいけない。 洗いすぎるぐらいで丁度いい。
IMG_3132

洗いおわった 濾材を ろ過箱に入れていく。
IMG_3134

かんたん槽の特長の一つが ろ過槽室 と 魚が泳ぐ水槽スペースが 同じ水槽内でありながら、完全に区切られているため、
循環ポンプを止めることで、 独立させることができる。 つまり ろ過室を全く空にしても 水槽の水が ろ過室に流れ込むことがない。

IMG_3136

また かんたん槽には 濾過槽を洗浄した直後に出る 少々の濁りを 水槽に入れないための工夫がされている。 
皆さんも ご経験があるでしょう。 どんなに きれいに洗っても 循環ポンプを回し始めたら 若干は濁るよね。
それを 回避するための工夫がされているというのだ。かんたん槽は・・・・。

下の写真のかんたん槽は 濾過槽と 水槽の間にある ブルー板の左側下に 水中ポンプがある。
ポンプから吐き出される方向は 真上 青い矢印の方向である。
IMG_3152

その くみ上げられた水は 上で 左側へいく配管(白い矢印)と 右側に行く配管(赤い配管)に分けられる。 右側(赤い矢印)の配管は 水槽に供給される。

左側(白い矢印)の配管は そのまま 硝酸塩還元筒へ運ばれる。 ここで 水槽内の硝酸塩を常に 低く保ったり あるいは 硝酸塩値 ゼロをキープするのである。
IMG_3139
、この配管を 濾過槽側から見た写真が 下である。
赤い矢印が 水槽へ供給される配管
グレーの配管が 硝酸塩還元筒へ運ばれる配管
そんな中 もう一つ配管があるのが見えるであろう緑色の矢印の配管。
この配管は 濾過槽の掃除をしたときにだけ 開通させる 特別な 配管である。

IMG_3137

濾過槽を掃除したときだけ 緑の矢印ほうへ運ばれる水を開放して 赤の矢印のほうへ運ばれる水を 一時 ストップする。

すると どうだろう。濁った濾過槽室の水は 水中ポンプでくみ上げられ、 水槽にはいかず そのまま 濾過槽へ供給される。 つまり 濾過槽だけで循環させることが可能である。
濾過槽だけで循環させておけば 水槽に汚れは入らない。
濾過槽だけで循環させておけば そのうち 汚れは ろ過され綺麗になる。

濾過槽の掃除が終わったら、 念のため フコイダンを 飼育水10リットルに1ccの割合で添加しておこう。
IMG_3138

フコイダンを 入れておけば、多少水槽の飼育水が 濁ったとしても 生体に与える影響を 極力抑えてくれるのである。

ここまで 濾過槽のお掃除にかかった時間は  ものの15分 ちょい。
速いでしょ。 

くまぱぱでした。