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下置濾過槽

下の写真は 弊店オリジナルの二つの 90cmアクリル水槽セットが並んでいます。

見て 即 お分かりのように 水槽は 同サイズ (90×45×45)でありながら ろ過システムの違いにより 外観も異なっています。

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写真左側の水槽は 濾過槽が 水槽の上(黒い箱Aと明記)に 設置されているのに対して、右の水槽の濾過槽は 水槽の下 つまり水槽台の中(グレーの箱Aと明記)に設置されています。

左の水槽のろ過を 上部ろ過 といい 右の水槽のろ過を 下置ろ過 又は オーバーフロー といいます。

どちらも 弊店オリジナルに設計 デザインされた ろ過システムになります。

二つのろ過システムの違い 特徴 メリット デメリット を 詳しく見ていきましょう。

その前に 写真内のアルファベットについて ご説明します。

A ろ過システム
B 揚水ポンプ
C 硝酸塩還元塔
D 殺菌灯

上部ろ過 下置ろ過 オーバーフロー
ろ過能力にともなう 最大飼育数は変わらない
ろ過スペースは下置ろ過槽の約半分以下 ろ過スペースは上部ろ過槽の約倍以上
価格が安い 価格が高い
水槽に載せてご自分で手軽に設置できる 配管等が複雑 水槽にオーバーフロー穴が必要
オーバーホール周期が短い(3~6ケ月) オーバーホール周期が長い(約1年)
ろ材が少ないため、オーバーホール作業は短時間でできる ろ材が沢山入っているため、オーバーホールは時間がかかる
大きいろ過槽が水槽の上にあるため、見た目に重圧感がある ろ過槽は見えないのですっきり
水槽上部にろ過槽があるため照明器具を置くのに制限が出てくる 水槽上面には何もないので照明器具の置き方に制限は無し
水槽上部にろ過槽があるため、水交換など 水槽のお掃除の際 濾過槽が無い部分から手を入れての作業となる。 水槽上面には何もないので、水交換など 水槽のお掃除の際 作業がしやすい。
揚水ポンプ ピーター等が 水槽の中に入るので水槽内はすっきりしない。 揚水ポンプ ピーター等 濾過槽側に収納できるので、水槽内はすっきりする。

 

と お互いに メリット デメリットが 混在します。

例えば 下置ろ過は 見た目がすっきり・・・・だけど 高価である

この見た目がすっきり と 高価

を 天秤にかけて 最終的に判断するのは 皆様自身です。

しかし 下記の赤字は 重要なので 十分に心に留めていただきたいところであります。

上記の表でも 明記した通り

ろ過能力にともなう 最大飼育数は どちらもは変わらない

という事です。

つまり 皆さんが 良く思われているように 下置ろ過槽の方が 上部ろ過槽より 、ろ過能力が上である。

と言う風潮は 世に出回っている一般的な ろ過システム全体では 言える事ではありますが、 弊店のオリジナル 上部ろ過槽 と 下置ろ過槽を比べた場合では 必ずしも そうとは 言えません。

それくらい 弊店の上部ろ過槽は 高いろ過能力を秘めている商品です。

では 具体的に どれくらいのろ過能力があるのかを 見てみましょう。

ろ過能力 わかりやすく言い換えれば  何匹 魚が飼育できるの? と言うことでしょう。

実際 下置きろ過槽の方が 上部ろ過槽より 2倍以上のろ過スペースを持っているので、飼える魚数が増えるはずですが・・・・・。

何匹飼えるのか?という 限界点は 良く考えると二種類ある事がわかります。一つは 何匹分の排泄物 残り餌の処理能力があるのか?と言う限界点

もう一つは、 この水槽に何匹泳がせられるのか? というスペースからくる限界点です。

ちなみに 弊店オリジナルの上部ろ過槽は 1リットルに デバスズメ(3cm前後)1匹が飼育できることが 実験により証明されています。 つまり 60cm水槽は 60リットルなので 60匹の スズメダイが 飼育できる事になります。

90cm水槽なら200リットルなので 約200匹のスズメダイの飼育が可能です。ろ過能力的には・・・・・・

だからといって 90cm用の上部ろ過を取り付けた 20cm 水槽に 200匹のスズメダイを入れるのは 当然無理と言わざるおえません。

 

ろ材が2倍入る下置ろ過槽でも 90cm水槽なら スペース的に 約200匹のスズメダイの飼育がおそらく限界でしょう。

また それ以上の生体数を 入れたいと望む人も 少ないのではないでしょうか?

こういう観点から 弊店オリジナルの上部ろ過槽 と 下置ろ過槽の 飼育できる生体数に変わりはない と言うことがいえるのです。

さて、 弊店下置ろ過槽の一例を見てみましょう。

下記は 600×450×450アクリル水槽 下置ろ過システムです。

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台の中を開けると・・・・・びっしり 機材が 詰め込まれているのがわかります。

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最も大きい グレーの箱が 弊店オリジナルろ過槽 NK式 です。 その右側に 揚水ポンプ その 上に 円筒形の硝酸塩還元塔  グレーのろ過槽の上に 横たわっているのが 紫外線殺菌灯です。

 

 

ろ過槽の内部を ご紹介しましょう。

ろ過槽の内部は この様になっています。

まず 水槽から落ちてきた水は 写真左上の 滝壺に落ちて 曝気され 右側の トヨ に流れ込みます。 トヨには マットを(写真では まだ敷いていません)敷いて 物理的に汚れを 取り除きます。

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マットが新しい場合は ①あたりから 水がぬけていくのに対して、マットが汚れてくると 汚れたマットの上を通過し ②あたりから 水が抜け そのうち ②の部分のマットも汚れてくると ③あたりで 水の抜け落ちるというい 仕掛けになっています。

つまり マットの汚れが 左から 右へ 順番に汚れていくのが 目視できます。

そのあとは 緑の矢印方向に 水が下まで落下し 活性炭室から 湧き上がっていきます。そして ようやく 本命である ろ過スペースに 水が運び込まれる仕組みとなっております。

 

弊店の下置ろ過槽は その都度 水槽台の構造に合わせて 設計し お見積りいたします。

お問い合わせは 042-791-0301 久保田 又は 前田まで

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