さてさて またまた侵入した先は、・・・・・・・
弊店の 古い工場。

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 既製品では 納得できない わがままな お客様のご依頼品

いや わがままで いいんですよ。 お客様は。
お客様は 神様です。 はい。

さて 何を 特注で作るの?   くまぱぱは?

さきほど 切った板に穴をあける。

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穴の開いたところに パイプを立てましたよ・・・・・・ 
そして 注射器で 接着材を 流し込む。
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接着だけでは 心配。 ぽろっと 取れやしないか?

そこで、 溶接する。
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熱で ねずみ色の溶接棒を溶かしながら  パイプの周囲に巻いていくのだ。
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余分な部分は CUT
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その黒板に 透明な板を 垂直に立てる。
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そこに 接着材を流し込む。
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今度は 側面にも 流し込む。
でも 側面の板は 黒板である。
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もう分かった? かな?
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くまぱぱが作っていたのは ゆりケースの黒バージョン。

右側が純正のゆりケース。 すべて透明である。
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今回作成したのは、 全面のみ透明で あとは 黒板。
ご存知の方もいるでしょう。
ゆりケースとは  (例えばクマノミの)稚魚が孵化した時に 、 稚魚をこの ゆりケースに入れ育てるための専用ケースなんだ。 もちろん、弊店オリジナル。 なぜ ゆりケースは ゆりケースと呼ぶのか?

 赤ちゃんのゆりかご の頭文字の 二つとって  「ゆり」 と 育てるケースだから 「ケース」を そのまま 組み合わせた 名前なんだよ 知ってた?

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ところで、 ゆりケースの稚魚は 生まれて 2週間ほど 24時間点灯する必要があるんだ。
つまり、 稚魚を寝かさず 常に餌を食べれる状態にしておくのが 稚魚育成のポイント。

ところが・・・ 24時間 ゆりケースだけを 点灯しておいても 
小さい水槽の場合
親魚はもちろん、その他の 魚も 明るくて眠れない。

魚は まぶた が無いので、点灯しておくと いつまでも起きている。 もちろん、それは良くない事。
数週間も寝かさないと・・
産卵は止まるし
・・お魚はノイローゼとなり やがて 星に・・・なる。

しかし 稚魚は 24時間点灯が必須。 じゃぁどうする。
じゃあ こうするしかない。
稚魚を見るところ・・・つまり 全面のみ 透明で     あとは 黒板。

と いう風に、 こうしてほしい ああしてほしい など わがままな ご提案がありましたら、
特注で 作っちゃいますので、じゃんじゃん 申し付けてね。
お客様は 神様ですから。